〜花をふんわり描く〜 透明水彩 基礎レッスン アネモネ編 - ミルーム

〜花をふんわり描く〜 透明水彩 基礎レッスン アネモネ編

透明水彩の「滲み」「ぼかし」などのテクニックを基礎から学び、アネモネの描き方を学ぶ講座です。

井上 奈保子先生|イラスト・絵画|水彩画

井上 奈保子先生

イラスト・絵画

水彩画

PDF資料あり

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講座でつくる作品

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  • V4655 4655 thumbnail new アネモネ
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学習内容

■ 紙の上でどのような発色になるのか
■ 水分量による色の濃淡を体感しよう!
■ 「片ぼかし」の練習をしよう!
■ 12色相環の作り方
■ 混色で生まれる色を体感しよう!
■ 色の三属性を確認しよう!
■ 3つの混色方法
■ 重色について
■ 重色の順番について
■ バランスよく下描きするコツ
■ ファーストウォッシュで画面全体の雰囲気を作ろう
■ 片ぼかしの技法で花びらの明暗を描いていこう
■ 背景の塗り方
■ 花びらの陰影のつけ方
■ 葉っぱの描き方

こんな方におすすめ!

✓透明水彩を基礎から学びたい方
✓お花を素敵に描きたい方
✓ふんわりとした雰囲気の絵がお好きな方
✓新しい趣味を見つけたい方

講座の紹介

皆さん、こんにちは。水彩画家の井上奈保子です。

今回の講座では"透明水彩"を使って、皆さんと一緒にアネモネを楽しく描いていきたいと思います。



透明水彩のふんわりとした優しい魅力

そもそも透明水彩とは、不透明水彩では下地の色が透けないのに対し、下地の色が透けて見える画法のことです。

赤と黄色のセロファンを重ねると、オレンジ色に見えるのと同じです。

透明水彩は透明感のある画材なので、下地の色や紙の素材感を活かして描くことが楽しめます。

また、透明水彩では「白」を使わないのも特徴といえるでしょう。

明るくしたい部分は、わざと塗り残し、紙の色で表現します。



透明水彩の特徴的な技法に「滲み」や「ぼかし」があり、淡くて優しい雰囲気に作品が仕上がります。

このような理由から、透明水彩はふんわりとしたお花を描くにはピッタリの画材だといえます。



初心者の方にもおすすめのアネモネを基礎から

講座の初めのレッスンでは、カラーチャート作りを通して透明水彩について学びます。

紙の上での発色の仕方や、水分量による濃淡の変化など、実際に手を動かしながら透明水彩の特徴をつかんでいきましょう。



透明水彩の特徴が学べたら、いよいよアネモネを描いていきます。

アネモネは、花びらが大きく「ぼかし」などの表現も付けやすいため、初心者の方にぴったりのお花です。



透明水彩ならではの技術はもちろん、バランスの取り方などのコツも丁寧に解説します。



繰り返しお花を描いていくと、最終的には自分の描きたいお花が描けるようになりますよ。

お庭のお花や買ってきたお花を、ぜひ透明水彩で描いてみませんか♪


生徒の作品


カリキュラム

使う画材の説明とカラーチャート作りのサムネイル

1. 使う画材の説明とカラーチャート作り

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用道具

    01:09
  • 絵の具をパレットに入れる

    06:31
  • カラーチャートを作る

    08:06
  • おわりに

    21:43
水分量の調整を練習しよう①のサムネイル

2. 水分量の調整を練習しよう①

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用道具

    01:09
  • 12色相環を作る

    05:25
  • 黄色から赤の色相環を塗る

    06:12
  • 赤から青の色相環を塗る

    10:53
  • 青から黄色の色相環を塗る

    13:27
水分量の調整を練習しよう②のサムネイル

3. 水分量の調整を練習しよう②

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 3つの混色方法

    00:43
  • 重色について

    08:47
  • 重色の順番について

    14:56
  • 葉っぱを着彩する

    18:26
  • おわりに

    22:26
アネモネを描こう①のサムネイル

4. アネモネを描こう①

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用道具

    01:00
  • 下描きを描く

    06:25
  • ファーストウォッシュで色をのせる

    09:51
アネモネを描こう②のサムネイル

5. アネモネを描こう②

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 花びらに明暗をつける

    00:57
  • 背景を塗る

    06:57
  • 花びらの陰影をつける

    09:18
  • 葉っぱを描く

    12:01
  • しべを描く

    15:18
  • 下描きを消して名前を書く

    22:00
  • 作品をブロックからはがす

    23:00
  • おわりに

    23:48

テレビや雑誌などメディアにも紹介多数

ミルームとは

  • 魅力的な講座が、毎月続々と開講

    講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,000件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。

    魅力的な講座が、毎月続々と開講
  • 動画講座だから、自分のペースで受けられる

    1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。

    動画講座だから、自分のペースで受けられる
  • わからない点は、講師へ直接質問

    コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。

    わからない点は、講師へ直接質問
  • キットも購入できるため、準備が簡単

    経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。

    キットも購入できるため、準備が簡単
  • 図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード

    講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。

    図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード
  • 受講はすべて半期単位。お得な料金で続けやすい

    半期会費¥17,880で受講が可能。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。

    受講はすべて半期単位。お得な料金で続けやすい

キット

1種類のキットを用意しています。

※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。

  • オールインワンキット(¥28,380)  112
キット

  • ①ウィンザー&ニュートン プロフェッショナルウォーターカラー各色

    本講座でメインで使用する、英国の老舗ウィンザー&ニュートンの本格的な水彩絵の具です。
    5mlチューブで17色をご用意します。
    108/137/178/191/192/263/379/422/460
    466/489/502/587/603/722/730/744
  • ②ホルベイン 透明水彩絵具 各色

    本講座で使用する水彩絵の具です。
    5mlチューブで6色をご用意します。
    W002/W013/W064/W095/W116/W117
  • ③シュミンケホラダム 透明水彩絵具 各色

    本講座で使用する水彩絵の具です。
    5mlチューブで2色をご用意します。
    218 トランスペアレントオレンジ/524 メイグリーン
  • ④ウォーターフォード水彩紙 ホワイトブロック 300g 中目 SM

    絵を描いていく専用の水彩紙です。SMサイズ(227mm×158mm)を使用します。
  • ⑤図案・見本

    キットにはオリジナルの図案と見本が付属しています。
    図案はSMサイズの水彩紙に印刷したもので、直接描くことができます。
  • ⑥マルス ルモグラフ 製図用高級鉛筆 HB

    下書きに使用する鉛筆です。
  • ⑦あかしや 極細毛筆「彩」ThinLINE 青墨

    本講座で使用する筆ペンです。
    穂の太さ2mm径、極細で繊細なタッチが特徴です。
  • ⑧アートン ハイスピードクリーナー

    本講座で使用する練りゴムです。
  • ⑨ホルベイン 水彩パレットNo.80

    26色が入る水彩画用パレットです。
  • ⑩水彩筆各種

    ホルベイン ブラックリセーブル SQ 3号 2本
    アートン ナイロン筆CFF 4号/ネオセーブル700F(フラット)4号 各1本
    名村 水彩筆ラフィーネ ロングラウンド 4号
  • ⑪ホルベイン プラスチック角筆洗 3仕切

    本講座で使用する筆洗です。
  • ⑫つる首洗浄瓶・スプレーボトル

    水を入れたり吹きかけたりするときに使用します。

キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。


先生の紹介

井上 奈保子先生|イラスト・絵画|水彩画

井上 奈保子先生
井上 奈保子先生公式インスタグラム nahokoinoue

インタビュー

Q. 先生が透明水彩画を始めたきっかけは何ですか?


A. 絵は小さい頃から見るのも描くのも大好きで、高校時代は油絵を描いていました。 大学進学~就職、結婚・出産とライフステージは移って…。社会人時代は細々と油絵を描いていましたが、出産後は油絵の道具も仕舞い込み、絵を描く機会から離れていました。そんなある時、次女が幼稚園に上がったタイミングで、「よし!絵を描こう!」と思い立って地元のスケッチ会に参加、そこで透明水彩絵の具に出会いました。水と絵の具が織り成す滲み、ぼかしの表現に感銘を受け「この画材でもっと色々なモチーフを描きたい!!」…と思いました。スケッチ仲間と野外スケッチで描く時も、絵の具道具と水さえあれば、気軽に描ける簡便さ、そして簡便さの先に広がる表現の奥深さにすっかり夢中になりました。


Q. 先生が思う透明水彩絵の具の魅力は何ですか?


A. 透明水彩の魅力は、なんと言ってもその「透明感」!!です。紙の白を生かしながら、上に乗せた色、そこにまた色を乗せて、両方生きてくるという、絵具の持つ魅力に憑りつかれています。透明水彩は水で動くんですよね、描くというより色を置く、色を置くと水に乗って広がったり混ざったり。完成したものも好きですが、描いているときの紙の上で遊ぶ感じもすごく魅力的です。花とその周りの空気感を描きたい時に、透明水彩の良さが存分に生きてきます。


Q. 初心者ですが、大丈夫でしょうか?


A. 初心者の方ももちろん大丈夫です、
というより、初心者の方にこそ、ぜひ透明水彩絵の具を使って楽しんで頂きたいです♪♪先入観なく、スッと透明水彩の特徴・魅力を掴んで頂けると思いますよ。
講座の中では、私が透明水彩を学んだ経験から「ここはぜひ知っておきたい、体験しておきたい」というポイントをギュッと濃縮してまとめてありますので、効率良く透明水彩や絵を描くのに大切なポイントを学んで頂けるかと思います。そして、お花をふんわり描くコツも、ひとつひとつ段階を踏まえて実技・ご説明しておりますので、安心してご受講頂ければと思います。
ご質問もアプリ内で出来ますので、ご不明な点はお気軽にお聞きくださいね。


Q. 受講者の方に一言お願いします♪


A. 透明水彩の透明感や色の美しさを味わいながら、ご一緒に楽しく描いて参りましょう!きっとあなたの生活に、素敵な彩りと潤いを添えてくれると思います。出来上がった作品を額装してお家で飾って楽しめるのも魅力ですよ。
この講座が、透明水彩の優しくて奥深い世界を旅する一助になれれば、こんなに嬉しいことはありません。そしていつか、アプリ内だけでなく、実際にご一緒に絵を描いたり、展覧会などでお会い出来る機会が広がると嬉しいです。
それでは、ゆっくりゆったり、楽しんで下さいね♪♪♪