豆本の基本知識と豆本作り『かわいいアン女王』 - ミルーム

豆本の基本知識と豆本作り『かわいいアン女王』

豆本や製本の基本的な知識を学びます。糸かがり綴じの製本にチャレンジしてみましょう。

田中 栞先生|ハンドメイド|クラフト

田中 栞先生

初級

ハンドメイド

クラフト

PDF資料あり

302

学習内容

■ 豆本について
■ 豆本の魅力
■ 先生のコレクションの紹介
■ 先生の過去作品の紹介〜本は自分で作ることができる!
■ 基本の材料と道具
■ 開きやすく壊れにくい製本構造とは
■ 「紙の目」って何?
■ 使っていい接着剤、使わない方がいい接着剤
■ 工程ごとのカッターの扱い方
■ 開きがよい「糸かがり綴じ」の製本方法 
■ しおり紐と花布の作り方・付け方
■ 「化粧断ち」と「板紙カット」のテクニック
■ ハードカバーの「くるみ表紙」の作り方

こんな方におすすめ!

✓小さな物がお好きな方
✓細々した手作業が上手になりたい方
✓製本にご興味のある方
✓自分のオリジナル本を作りたい方
✓新しい趣味を見つけたい方

講座の紹介

こんにちは。

日本豆本協会会長の田中 栞です。

今回は、豆本の基本知識とその作り方をお届けいたします。

基本知識では豆本の魅力や歴史、製本のことにも触れていきますよ。



豆本や製本について学んだ後は、実際に豆本を作っていきますので楽しみにしていてくださいね。

豆本の世界を楽しもう

豆本とは、昔旅人が聖書などを手軽に持ち運べるようなサイズで作ったのが始まりと言われています。

その豆本の歴史とどのように変化していったのか、私のコレクションも多数紹介しつつ解説していきますよ。



美しい装飾が施された豆本がたくさんありますので、その魅力もぜひ堪能してくださいね。

本物の本を作るプロセスで作る

本の構造や豆本作りに使う材料や道具について詳しく解説いたします。



手作りの場合は色々な形の本を作ることができます。

条件に応じて製本できるよう、製本の種類についても解説していますよ。



豆本の仕上がりについて大きく影響してくる紙目や接着剤についてのお話もしていますので、しっかり学んでいってくださいね♪

物語は「かわいいアン王女」!

今回仕立てるのは、初心者の方にぜひ覚えていただきたい「糸かがり綴じ」の豆本です。



栞ひもや花ぎれといった小さなパーツもついて本格的な形に仕上がりますよ。

カッターを使う場面が多いので、工程ごとに丁寧にレクチャーいたします。



製本の中で一番難しい化粧断ちの作業もしっかり解説していきますのでチャレンジしてみましょう。

小さくて可愛くキレイな豆本の世界に、あなたも飛び込んでみませんか?


生徒の作品

生徒の声

  • ユーザーアイコン

    豆本の歴史がよく分かりました。 先生のコレクションも見せていただいて、楽しかったです。

  • ユーザーアイコン

    純金の豆本すごい!

  • ユーザーアイコン

    小さいもの大好きなので気になっていました とても興味深かったです


カリキュラム

豆本って何?小さいけれど本格的な書物、その魅力をご紹介のサムネイル

1. 豆本って何?小さいけれど本格的な書物、その魅力をご紹介

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 豆本とは

    01:51
  • コレクションのご紹介

    06:09
  • 作品のご紹介

    15:50
  • 本の中身について

    24:34
  • 終わりに

    29:11
豆本作りの材料と道具 「製本」の前に知っておくべき大切なことのサムネイル

2. 豆本作りの材料と道具 「製本」の前に知っておくべき大切なこと

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 豆本作りで使用する材料

    01:01
  • 豆本作りで使用する道具

    04:22
  • 接着剤について

    33:16
  • 本の構造について

    40:17
  • 製本方法の種類

    51:07
  • 縦書きと横書きの特徴

    59:59
  • 紙の縦目と横目

    63:52
  • おわりに

    79:37
はじめての豆本を作ってみよう『かわいいアン女王』前半のサムネイル

3. はじめての豆本を作ってみよう『かわいいアン女王』前半

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 使用材料・道具

    02:21
  • カッターとディスペンサーの使い方

    06:22
  • 道具用紙をカットする

    09:07
  • 栞ひもを準備する

    13:18
  • 本の構造について

    14:08
  • 中の紙をカットする

    19:23
  • 折丁にする

    33:50
  • 見返しを準備する

    38:17
  • 見返しを貼りつける

    42:47
  • 帯をかけて綴じ穴を開ける

    54:54
  • 綴じ針と綴じ糸について

    63:36
  • 糸で綴じる

    67:01
  • 化粧断ちをする

    78:27
  • 下ごしらえ済みのブロックを使用する場合

    90:39
  • おわりに

    106:11
はじめての豆本を作ってみよう『かわいいアン女王』後半のサムネイル

4. はじめての豆本を作ってみよう『かわいいアン女王』後半

  • オープニング

    00:00
  • はじめに

    00:20
  • 栞ひもをつける

    01:57
  • 花布をつける

    08:15
  • 補強材を貼る

    17:27
  • 腔背とクータについて

    26:27
  • 板紙をカットする

    29:15
  • 溝の幅を決める

    41:16
  • 板紙の角をカットする

    44:31
  • 板紙を布に貼る

    45:34
  • 布を折り返して接着する

    56:51
  • 小口を落として表紙を貼る

    68:16
  • 溝をつける

    75:34
  • 見返しを表紙に貼る

    80:29
  • 表紙と裏表紙に絵柄を貼る

    86:04
  • 完成♪

    91:27

テレビや雑誌などメディアにも紹介多数

ミルームとは

  • 魅力的な講座が、毎月続々と開講

    講師と編集部がこだわって作る講座が、毎月開講されます。講座は現在2,000件以上。自分のお気に入りがきっと見つかります。

    魅力的な講座が、毎月続々と開講
  • 動画講座だから、自分のペースで受けられる

    1カリキュラム約20分の動画講座で、周りを気にせず自分のペースで受講。制限なく、何度でも見直すことができます。

    動画講座だから、自分のペースで受けられる
  • わからない点は、講師へ直接質問

    コメント機能で、わからない点は講師に直接質問できます。回数の制限もありません。

    わからない点は、講師へ直接質問
  • キットも購入できるため、準備が簡単

    経験豊富な講師が選んだ材料と道具をひとつにしたキットをご用意。足りない材料だけを単品で購入することもできます。

    キットも購入できるため、準備が簡単
  • 図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード

    講座で使う補助資料は、キットと一緒にお届け、もしくはPDFでダウンロードすることができます。

    図案や見本などの資料は、PDFでダウンロード
  • 受講はすべて半期単位。お得な料金で続けやすい

    半期会費¥17,880で受講が可能。講座ごとの受講料はありません。教室に比べて続けやすいお得な料金です。

    受講はすべて半期単位。お得な料金で続けやすい

キット

2種類のキットを用意しています。

※キットは別売り・オプションとなります。
※お申し込みいただいた方のみ、キットを購入できます。

  • 材料キット(¥2,980)  12
  • オールインワンキット(¥5,480)  115
キット

  • ①先生オリジナル豆本材料セット

    豆本の中身のシートです。
    ウォルター・クレイン『かわいいアン女王』
    ※本文紙はそれぞれ、未裁断のままの用紙と、化粧裁ちまでの工程を済ませたブロックと2種類ずつ、合計2冊分ずつ入っています。
  • ②テキスト・とじ穴ガイド

    オリジナルのテキスト・とじ穴ガイドが付属しています。
  • ③NTカッター A-300GRP

    カット作業をする際に使用します。
  • ④NTカッター替刃 BA-160e

    カッターの替え刃です。
  • ⑤Clover へら

    製本する際に使用します。
  • ⑥ぺんてる ネオセーブル 平筆6号

    のり付けする際に使用します。
  • ⑦コクヨ ダブルクリップ 極豆 4個

    紙がずれないよう作業する為に使用します。
  • ⑧つまようじ 5本

    のり付けの際に使用します。
  • ⑨紙やすり #180 約7cm×約5cm 5枚

    やすりがけする際に使用します。
  • ⑩コニシ 木工用ボンド 50g

    製本する際に使用するボンドです。
  • ⑪フエキのり 55g

    製本する際に使用するのりです。
  • ⑫minagarahon 麻糸20番 約50cm

    糸綴じする際に使います。
  • ⑬minagarahon シービーラップ A4判 10枚

    のり付けの際に使用します。
  • ⑭minagarahon クローバーボード はがきサイズ 10枚

    プレスという作業をする際に使用します。
    製本途中の本を挟み重りを乗せます。表面にのりが付かない素材となっています。
  • ⑮コピー用紙 10枚

    印刷していない部分に使います。

キットの内容は、写真のものと一部異なる場合がございます (基礎的な用具のグリップの色が異なる等。受講の用途としては十分なものを入れております)。キットに足りないものや不備があった場合は、未使用に限りお取替えさせていただきます。


先生の紹介

田中 栞先生|ハンドメイド|クラフト

田中 栞先生

インタビュー

Q. 今回の講座に込めた思いを教えてください!


A. きちんと開いたり閉じたりできて、なおかつ壊れにくい製本を実践していただけるよう、その基礎から裏ワザまで、惜しみなくお伝えします。いずれは、生徒さんご自身が作りたいオリジナル本がたくさん誕生したらいいな、と願っています。


Q. 先生が思う豆本の魅力は何ですか?


A. 小さくて可愛い、なのに本格的な作りの本になっていること。それが自分の手作りでできあがる喜び!大量生産の機械製本ではできない、手作りだからこそ実現できるリアル本の面白さがあります。


Q. 初心者ですが、大丈夫でしょうか?


A. 大丈夫です!カッターやへら、糊付け用の筆など、全部の道具について、その持ち方や使い方を丁寧にご説明します。まったく初めて、という方でもできるようにお教えしていますので、どうぞご安心ください。


Q. 受講される方々へ一言お願いします♪


A. パソコンが普及した現代、中身のある自分だけのオリジナル豆本を作ることが可能になりました。受講を機に、自由な発送の豆本作品をお作りいただけると嬉しいです。折々に各地で創作豆本の展示販売展も行われており、出展参加して豆本作家デビューする方もいらっしゃいます。応援しますので、お気軽にご相談ください。