金継ぎのオンライン教室・講座 - ミルーム

金継ぎのオンライン教室・講座

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金継ぎとは、茶碗などの割れ・欠け・ヒビなどを修復する伝統的な修復技法のことです。破損した部分を漆でつなぎ、継ぎ目を金属粉で装飾し修復します。縄文時代には、すでに似たような技術があり、漆で継いだ跡のある土器が遺跡からも発掘されています。このことからも、修理して大切に使うという暮らし方は、古代から日本人の中にあったものだということが分かります。金継ぎの歴史には諸説ありますが、現在のような技術が誕生したのは今から400年以上前。「茶の湯」の時代の安土桃山時代から江戸時代頃だといわれています。茶の湯文化の流行にともない、茶器を長く大切に使うために、生まれたのが金継ぎです。器がどのような破損状況なのかによって、金継ぎのやり方は多少異なります。割れの場合、割れたところに漆を塗り破片を接着。パテやペーストで隙間を埋め、再度漆を塗る。最後に金粉で装飾して完成となります。欠け・ひびの場合、パテやペーストで隙間を埋め、金粉で装飾すれば完成です。慣れは必要ですが、技術的には誰でも簡単にできる方法です。金継ぎは、陶器の修復には適していますが、ガラスや漆器の修復には適していません。専門の職人であれば、独自に編み出した方法で修復依頼を受けることもありますが、金継ぎでの陶器以外の修復は、高度な技術と経験が必要だといって良いでしょう。金継ぎに挑戦する際、どのように作業すればよいのか迷う場合があります。そのようなときは、ネット検索や金継ぎに関する本などで、情報を集めることができる。修復が困難な場合は、金継ぎのプロに依頼することもおすすめです。金継ぎの依頼ができるところを探す場合は、「金継ぎ 東京」「金継ぎ 大阪」「金継ぎ 名古屋」などで検索すると良いでしょう。金継ぎを依頼する場合の値段は、素材や形、どのように壊れているのかによって変わります。依頼するところによって金額設定は違いますが、1万円前後の代金になることが多いでしょう。決して手頃な値段ではありませんが、器に新たな命を吹き込み、また長く使えるその技術に相応しい金額なのではないでしょうか。

金継ぎのオンライン教室・講座一覧

金継ぎの先生一覧

金継ぎが学べるオンライン教室・講座を開講中です。キット付きなので初心者にもおすすめ。初心者でも安心して参加できるオンラインレッスンを多数開講中です。金継ぎ教室・講座を探すなら「ミルーム」

  • 金継ぎ基礎講座|ライフスタイル|金継ぎ

    金継ぎ基礎講座

    金継ぎの基礎をしっかりと学べる講座。欠け・ひび割れ・割れのタイプ別の金継ぎ方法が学べます。

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教室・講座の口コミ・作品

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miroom original先生

この度はご受講いただきありがとうございます。 申し訳ございません。「16.中塗り」で使用するのは黒呂漆になります。 ご教示いただきまして、動画内の説明も修正させていただきました。混乱させてしまい申し訳ございません。

金継ぎについて

金継ぎのおすすめポイント

金継ぎを始めたい人は、体験教室やワークショップに参加してみるのも良いでしょう。金継ぎは簡単な方法で独学で始める人もいますが、体験教室やワークショップに参加すれば、講師が作業する実際の手元を見れる良い機会になるでしょう。金継ぎに使う道具は、意外にも簡単に手に入ります。100均やホームセンターのカインズなど、身近な場所で漆や金粉がセットになったものやパテなどが購入可能です。道具選びに迷う場合は、金継ぎキットを購入するのもおすすめ。いろいろ買いまわる必要がなく、必要なものがセットになっているので、気軽に金継ぎが始められます。日本の伝統技術である金継ぎは、海外からの反応も大きいものがあります。海外にも陶磁器を修復する技法があるようですが、それは破損前の状態に近づけることが目的となっています。金継ぎの場合は、金継ぎしたその跡のことを「景色」と呼び、あえて壊れたそのキズを楽しんでいる点において、大きな違いがあります。近年では、外国の方向けに金継ぎの手順を英語で紹介することも増えています。金継ぎに対する海外の反応が大きいのは、朽ちるものにも美を見出す、日本独特のわび・さびといった美的センスが現れているからでしょう。金継ぎは単なる修復技術ではなく、もはやアートと言ってもよいのではないでしょうか。金継ぎは、器の修復に使われるだけではありません。天然石を金継ぎでつなぎ合わせたアクセサリーや、ネイルのデザインに使われるなど、その独特の美しさが、多くの人を惹きつけています。