お年始の時期はいつまで?喪中の場合のお年賀&挨拶のマナーも解説

 

日本の古き良き風習♪お年賀&お年始の挨拶

 

 
年末が近付くと、スーパーやデパートではお年賀の販売が始まり、お客さんで賑わう光景を目にすることがあると思います。
 
またお正月には実家に帰省したり、親戚の家を訪ねたりする人も多いのではないでしょうか。
 
その際に手土産としてお年賀を持って行く場合もあると思いますが、どんなものを持って行けばいいのか、そもそもお年賀とは何なのかよくわからないという人も少なくありません。
 
お年始の挨拶もお年賀も、相手に「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込めて行う、日本の大切な風習です。
 
新年の大切な挨拶なので、相手に失礼のないようにしたいですよね。
 
今回は大人として最低限覚えておきたいお年始とお年賀の知識についてご紹介したいと思います。
 
また喪中の場合は通常のお年始の挨拶とは異なる点がいくつかあります。
 
喪中の場合のマナーについても解説させていただきます。
 

お年始とお年賀

 
ではお年始とお年賀について、詳しく説明していきたいと思います。
 

お年始とお年賀の違い

 

 
混同されやすいお年始とお年賀。
 
間違えやすいですが、実は2つの意味は異なります。
 
お年始とは年頭の挨拶の意味で、お正月の三が日に挨拶に行く行為を指します。
 
その際に持って行く手土産のことをお年賀と呼びます。
 
「お年始に挨拶に行く」=「お年賀を持って行く」ということなので、お年始とお年賀が混同されがちです。
 
お年賀として持って行く手土産に、間違って「お年始」と書かないよう注意しましょう。
 

お年始の時期

 

 
お年始は「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込めて行うことなので、基本的にはお正月の三が日に訪ねます。
 
ただし元日は家族で過ごす日とされているので、元日は避けるようにしましょう。
 
最近では松の内と呼ばれる1月7日までの期間に行く人も多いようです。
 
地域によって松の内の時期は異なり1月15日までの場合もありますが、この期間を過ぎた場合はお年賀ではなく寒中見舞いとして贈答することになります。
 

お年賀の由来

 

 
日本ではその昔、歳神様(としがみさま)という神様が新年に各家庭にやってくると信じられていました。
 
歳神様とは五穀豊穣を司る神様で、その1年家を守ってくれると言われています。
 
門松や鏡餅をお正月に飾るのも、実は歳神様をお迎えするための準備が起源となっています。
 
人々は歳神様へのお供え物をお正月の挨拶に行く際に持参し、その家の神棚や仏壇にお供えしていました。
 
これがお年賀の始まりとされています。
 

熨斗について

 

 
お年賀もお歳暮と同様、熨斗が必要になります。
 
お年賀はお祝いの品であり、何度も繰り返して良いお祝いになります。
 
そのため水引は、お祝い事に使われる紅白の蝶結びのものにしましょう。
 
表書きには「御年賀」と書きます。
 

お年賀を渡す時のマナー

 

 
お年賀はお年始の挨拶の際に持参する手土産ですので、直接手渡しするのがマナーです。
 
遠方などでお年始の挨拶に行けない場合はお歳暮を贈り、年賀状を出すことでお年始の挨拶代わりとなります。
 

お年賀におすすめの縁起の良い菓子折り

 
年始の挨拶に持参する大切なお年賀ですが、いざお用意しようとすると何を選べばいいのかわからなくなるものです。
 
そんな時におすすめなのが、お年賀にぴったりの縁起の良い菓子折りです。
 
お年賀選びのポイントや、予算と一緒にご紹介したいと思います。
 

お年賀選びのポイント

 

 
お年賀に持って行くものに特に決まりはありません。
 
そのため相手に合わせて品物を選べばいいのですが、これが意外と難しいものです。
 
一般的に多いのはお酒や菓子折りです。
 
相手の好みやお酒を飲むかどうかわからない場合は、日持ちする菓子折りが無難です。
 
お年賀を選ぶ時は、相手の家族構成なども考慮して選ぶと選びやすいです。
 

お年賀の価格の目安

 

 
お年賀は高価なものを渡せばいいというわけではありません。
 
高価なものは相手にかえって気を遣わせてしまうので、贈る相手に合わせた予算でお年賀を用意するようにしましょう。
 
お年賀の予算は3,000円くらいが一般的ですが、会社の取引先などに渡す場合は5,000円くらいが相場です。
 

お年賀におすすめの菓子折り

 

 
お年賀に何を贈っていいかわからない場合は、日持ちして好き嫌いがあまり別れない菓子折りがおすすめです。
 
来客の多い年始なので、菓子折りならお客様が来た時にお茶菓子として出すこともできますよね。
 
お正月のおめでたい時に持って行くものなので、普段自分では買わないような、少し高級なお菓子が喜ばれます。
 
またお正月の時期には、お年賀用に干支にちなんだお菓子を販売する和菓子店や洋菓子店があります。
 
お年賀にそういった干支のお菓子を持って行くのも、特別感があっていいですね♪
 
岩手名物のかもめの玉子や、福井名物の羽二重餅などの有名なお菓子も、お正月やお祝い用に紅白のものが販売されます。
 
お正月にぴったりの縁起の良いお菓子で、お年賀に最適です。
 
地元の銘菓がある場合には、お正月仕様のものを持参するのもいいですね。
 

喪中の場合のマナー

 
新年に贈る縁起の良いお年賀ですが、喪中の場合には配慮が必要です。
 
特に相手が喪中で、まだ日が浅い場合などでは、気分が落ち込んでいることがあるので、特に失礼のないようにしましょう。
 
贈る側と贈られる側のそれぞれが喪中の場合について、お年賀のマナーについて解説します。
 

自分が喪中の場合

 

 
自分が喪中の場合は年始の挨拶やお年賀を渡すのは控えます。
 
いつもお年始に行っている人のところには、事前にその旨を伝えるようにしましょう。
 
11月中旬から12月上旬に、喪中・年賀欠礼上を出すのが一般的です。
 
挨拶に行く場合は松の内を過ぎてから、寒中見舞いとして持って行くのは問題ありません。
 
またお歳暮は喪中でも贈っていいものなので、お歳暮を贈ってお年賀を控えることもできます。
 

贈る相手が喪中の場合

 

 
贈る相手先が喪中の場合、縁起物であるお年賀を渡すのはマナー違反で配慮に欠けます。
 
熨斗には「寒中見舞い」と書き、松の内を過ぎてから訪問するようにしましょう。
 
寒中見舞いの時期は、1月8日から2月3日までです。
 
熨斗も紅白の水引きは使わずに、シンプルな短冊に「寒中お見舞い」とだけ書いて付けましょう。
 
また挨拶に行った際にも「おめでとうございます」などの縁起の良い言葉は避け、「本年もよろしくお願いします」と挨拶するようにしましょう。
 

1年の始まり!お正月の挨拶はきちんとしましょう

 

 
日本人にとって、お正月は1年の中でも大切なイベントですよね。
 
1年の初めに行うお年始の挨拶も、失礼のないようマナーを守って行いたいものです。
 
挨拶に行く時期や、お年賀の予算、熨斗などに注意しながら、相手の喜ぶものを選ぶよう心がけましょう。
 
新しい年を祝う意味のあるお年賀なので、喪中の人には寒中見舞いとして、時期を外して渡すようにしましょう。
 
お年賀を渡す場合も、寒中見舞いを渡す場合も、どちらも相手の気持ちを配慮することが大切です。
 
いつもお世話になっている人に対して感謝を表すことのできるお年始の挨拶。
 
礼を尽くす日本人らしい習慣ですよね。
 
お年始やお年賀の意味やマナーをきちんと知って、相手が不快な気持ちになることのないよう、新年の挨拶をできるようにしましょう。