知ったら食べたくなる!バラエティ豊富な干菓子の魅力

 

干菓子ってどんなもの?

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干菓子とは、水分が少なく乾燥した和菓子のことを指します。
 
その種類は数多く、落雁や和三盆、雲平(うんぺい)、有平糖(あるへいとう)、煎餅(せんべい)など…
 
あまり聞きなれない和菓子もありますね。煎餅が干菓子に分類されるということを知らなかった方も、多いのではないでしょうか?
 
干菓子は日持ちする上、アレンジもできる万能和菓子なのです。
 
意外と知られていない干菓子がどのような和菓子なのか、その種類についてご紹介します。

お彼岸だけじゃない「落雁」の楽しみ方

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お彼岸の供え物として見かけることが多い「落雁」
 
和三盆と間違われやすい和菓子ですが、落雁は米粉など穀類の粉に砂糖、水飴などを練り、型で押し固めた和菓子です。
 
お盆にお供えするようになった理由については諸説ありますが、紀元前の中国とも言われています。
 

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一説によると、お釈迦様の弟子が、自分の母親のお葬式の際に、仏様や修行僧、恵まれない人たちに、果物など甘い食べ物を施したことが始まり。
 
現在でも植物や果物の形の落雁が多いのは、これが理由といえるでしょう。
 
もちろんそのままでも食べることができますが、落雁のぱさぱさとした食感が苦手という方もいるかもしれませんね。
 
そんな方は、砂糖の代用品として料理や飲み物などに入れるなどして、活用してみてはいかがでしょうか。
 
工夫次第で、現代人でも美味しく落雁を食べることができますよ。

落雁とちょっと違う「和三盆」の味

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落雁に続いて、こちらもお盆の定番「和三盆」についてご紹介。
 
和三盆とは、落雁と違い、サトウキビから作られる砂糖だけを練り上げて固めた和菓子を指します。
 
「三盆」の名前は「盆の上で砂糖を三度研ぐ(=手に水をつけて練る)」工程に由来し、現在でも発祥当時からの伝統的な製法で作られています。
 
手間暇かけて作られる和三盆はキメが細かく、口溶けが良いのが特徴です。そのまま食べることはもちろん、和菓子の素材に使われることも。
 
最近ではコンビニスイーツで「和三盆プリン」が販売されるなど、アレンジの幅が広く人気が高い和菓子です。
 
和菓子に馴染みがない方は、現代風にアレンジされた和三盆スイーツからトライしてみてもいいかもしれません。

美しい細工が特徴的な「雲平」

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次にご紹介するのは、「雲平(うんぺい)」です。
 
こちらは、先ほどご紹介した二つと違ってあまり馴染みがないかもしれませんね。
 
雲平は白砂糖にみじん粉、山芋を加えて練り固めた和菓子のこと。
 
雲平細工とも言われるように加工しやすいため、日本の伝統文化である「工芸菓子」に使われることがしばしば。
 
現代では、フォーチュンクッキーのようにメッセージカードを雲平の中に入れたり、プレート代わりにメッセージを書いたりと、様々な活用法が生み出されています。

日本初のハードキャンディ「有平糖・金平糖」


日本に初めて輸入された飴といわれる、「有平糖(あるへいとう)」「金平糖(こんぺいとう)」
 
まず有平糖は、砂糖に水飴を加えて煮詰め、固めた昔懐かしの飴です。
 
通常の飴と違い二層に分かれた構造をした有平糖。
 
外はカリカリ、噛めばサクサクした食感。素材の優しい甘みが口の中に広がります。
 
また有平糖は、先ほどの雲平と同様「工芸菓子」に使われることもあり、その際はガラス細工のように薄く引き伸ばして使われます。
 

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一方、金平糖は駄菓子などでも有名ですよね。実は、金平糖は本来、とても根気がいる製法で作られていたのです。
 
氷砂糖に水を加えて煮詰めた蜜を、核となるザラメに少しずつかけていき、回転させながらゆっくり粒を大きくさせていく製法です。
 
ザラメに蜜をかけてから、金平糖が出来上がるまで2週間以上。
 
現在、この伝統的な製法で手作りしているのは、京都の「緑寿庵清水」の一軒だけになりました。
 
ここでしか味わえない金平糖の味を求めて、全国からお客さんが集まる人気店です。

甘いものの次はこれ!「煎餅」

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甘いものを食べたら、しょっぱいものが欲しくなりますよね。
 
ここでご紹介する「煎餅(せんべい)」は、日本人なら誰もが知っている和菓子。その歴史はとても古く、紀元前の中国が発祥といわれています。
 
日本では縄文遺跡から、すり潰した穀類を平たく押しつぶして焼いた食べ物が出土していて、日本人にとって馴染み深いお菓子だったことが窺えますね。
 
現在は、丸く焼いた一般的な煎餅から揚げ煎餅、ぬれ煎餅など種類も豊富。
 
おかきやあられもありますが、煎餅とおかき・あられの大きな違いは、素材です。
 
「煎餅」はうるち米が原料であるのに対して、「おかき」と「あられ」はもち米から。
 
ほかには、小麦を原料にした「瓦煎餅」もあり、京都のお土産で有名な硬い八ツ橋は、瓦煎餅に分類されます。

干菓子で和の伝統を楽しむ

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干菓子の魅力は、まだまだ奥深いもの。
 
少し敷居が高く感じられることもあるかもしれませんが、お手頃価格で購入することもできるので、お近くの和菓子屋さん、オンラインショップなどを覗いてみましょう。
 
きっとお好みの干菓子を見つけることができますよ。