グランドカバー向きのセダムは?管理&増やし方とお手入れ方法を解説

 

セダムを使ったグランドカバーが可愛い♪

 

 
地面を植物で埋め尽くすグランドカバーをご存じですか?
 
グランドカバーは見た目が素敵なだけでなく、土がむき出しになるのを隠したり、雑草が生えるのを抑えたりしてくれます。
 
多肉植物のセダムもグランドカバーに向いている植物です。
 
種類によっては花を咲かせたり紅葉する種類もあり、1年を通して楽しめます。
 
セダムの中でも特にグランドカバー向きの種類や、種類ごとの特徴、管理方法や増やし方について紹介します。
 

グランドカバーとは?

 

 
グランドカバーとは直訳すると「地面を覆う」という意味です。
 
つまり植物で地面を覆うことを言います。
 
庭の隙間を埋めるように植物を植えたり、屋上緑化やベランダで育てたりします。
 
グランドカバーは土がむき出しになってしまうのを埋めることができます。
 
さらに土のままにしておくよりもグランドカバーの植物を植えている方が雑草が生えにくく、お手入れも簡単になるというメリットもあります。
 

グランドカバーにはどんな植物が向いている?

 

 
グランドカバーに向いているのは丈夫な植物です。
 
日陰でも育つものや、増えやすいものなど、生命力があり繁殖力のある植物が向いています。
 
また常緑のものの方が1年中植えっぱなしで済むのでお手入れが楽です。
 
花を咲かせる植物であれば、季節感も楽しめておすすめです。
 

セダムってどんな植物?

 

 
グランドカバーに使う植物としておすすめしたいのが多肉植物のセダムです。
 
セダムはベンケイソウ科の多肉植物で、もともと北半球や南アフリカの温暖な地域に生息する植物で、海岸の岩場などに自生しています。
 
和名では万年草と呼ばれています。
 
強靭な性質と、地表を這うように成長することからグランドカバーや屋上緑化によく使われています。
 
ぷっくりとした葉が可愛らしく、多肉植物の中でも人気の種類です。
 
繁殖力も強く、どんどん増やすことができるのでグランドカバーに向いています。
 
地面を占拠するほど増えるため、雑草が出てこなくなります。
 
放置していてもある程度育ってくれるので、お世話が簡単です。
 

セダムの花

 

 
セダムの多くの種類は初夏に黄色の花を付けます。
 
種類によっては黄色の他に、白、オレンジ、赤、紫などの花を咲かせます。
 
セダムは日陰でも育ちますが、花を楽しみたい場合は日当たりの良い場所で育てるのがおすすめです。
 
花が咲いたグランドカバーはとても華やかで、見ているだけで癒されます。
 

地植えのやり方

 

 
植え付ける場所に10㎝程土を掘り、根をほぐした苗を植えます。
 
植え付けをして4~7日は、根を落ち着かせるために水やりを控えます。
 
7日後を過ぎたら水やりをします。
 
ただしみずのあげすぎは徒長の原因となるので、土が乾いたらたっぷりとあげるようにします。
 

セダムの管理とお手入れ方法

 
セダムはそれ程管理やお手入れが必要な植物ではありませんが、元気に育てるためにはいくつかのポイントがあります。
 

グランドカバーにする時のポイント

 

 
セダムは丈夫な種類の多肉植物なのである程度どんな環境でも育ちますが、多肉植物は過湿を嫌います。
 
グランドカバーにする際は、水はけの良い土に植えてあげましょう。
 
また梅雨の時期はじめじめしやすいので、雨避けカバーなどを使って管理するようにしましょう。
 
また密集して生えていると風通しが悪くなりがちなので、定期的に剪定をして風通しを良くしてあげると害虫も付きにくく、元気に育ちます。
 

水やり

 

 
水やりは基本的に控えめで大丈夫です。
 
土が乾燥したら水をあげる程度にしましょう。
 
冬は休眠期に入るので水やりは不要です。
 

セダムの増やし方

 
セダムの増やし方は挿し木、葉挿し、株分けの3つの方法があります。
 

挿し木

 

 
丈夫な茎を3~7㎝くらいの長さで切ります。
 
下の方の葉は取ります。
 
切り口を1カ月程乾燥させ、切り口から根が出てきたら土に植えます。
 
植え付け後は1週間程日陰で管理し、水やりはしません。
 
1週間経ったら日当たりの良い場所へ移し、水をあげます。
 

葉挿し

 

 
葉挿しをする場合は、元気な葉を選んで付け根部分から葉を取ります。
 
葉は付け根からキレイに取るのがポイントです。
 
葉先が潰れていたり、切れていたりするとうまくいきません。
 
葉を取るときは優しく左右に揺らすようにするとキレイに取れます。
 
取った葉は土を敷いた上に並べ、半日陰で管理します。
 
発根するまでは水やりをせず、発根したら水をあげます。
 
葉の付け根から芽が出てきて大きくなってきたら、植え替えましょう。
 

株分け

 

 
株分けは株を抜き、根の周りに付いている土を落とし、手で株を分けます。
 
子株があるときは、子株を親株から切り離します。
 
分けた株は1週間程日陰で管理します。
 
その後植え付けをすれば完了です。
 
植え付け後は1週間程水やりを控えます。
 

グランドカバー向きのセダムの種類

 
セダムは約500種類あると言われており、日本では30種類程があります。
 
寒さに弱いタイプと強いタイプがあるので、グランドカバーには寒さに強い種類を選ぶのがいいでしょう。
 
グランドカバーに向いているセダムの種類を紹介します。
 

ゴールデンカーペット

 

 
横に広がって生えるセダムでグランドカバーに最適です。
 
名前にゴールデンと付くように、少し黄色っぽい色をしています。
 
寒さに強く、マイナス1~2℃までは耐えられます。
 
霜に当たっても大丈夫な種類なので、寒い地域でも育てやすいセダムです。
 
春から夏にかけて黄色の花を咲かせます。
 
秋には赤みを帯びて紅葉するので、季節の変化を楽しめるのもポイントです。
 

ミルキーウェイ

 

 
名前も可愛いミルキーウェイ。
 
緑色が淡く、少しピンクがかっています。
 
葉が丸みを帯びており、ころんとした姿も可愛らしいセダムです。
 
紅葉するとピンクに染まりとても可愛いです。
 
春から夏にかけて白い花を一斉に咲かせます。
 
直射日光が少し苦手ですが、その分半日陰でも育てることができます。
 

ドラゴンズブラッド

 

 
葉の色が赤いのが特徴的なセダムです。
 
葉の形がバラのように重なって生えているため、花のようにも見えて見た目が華やかです。
 
秋には紅葉し、葉の色がより濃い赤色になります。
 
暑さに少し弱いため、半日陰で育てるのがおすすめです。
 

黄金丸葉万年草

 

 
日本原産のセダムです。
 
秋から春にかけて葉が黄色に紅葉します。
 
マイナス1~2℃まで耐えることができ、霜に当たっても大丈夫な種類です。
 
夏の暑さには弱いので半日陰で育てるのがおすすめです。
 
乾燥気味の環境の方が好みますが、多少の湿気には負けない丈夫な種類です。
 

ゴールドビューティー

 

 
メキシコマンネングサとも呼ばれるセダム。
 
暑さにも寒さにも強い種類です。
 
春には花を咲かせ、秋には紅葉をする、1年を通して楽しめる多肉植物です。
 
日光を好みますが、多少日当たりが悪くても育ちます。
 
花をたくさん咲かせたい場合は、日当たりの良い場所に植えるのがおすすめです。
 
よく増えるのでグランドカバーにピッタリです。
 

セダムのグランドカバーでお庭を華やかに♪

 

 
セダムは生命力の溢れる丈夫な多肉植物です。
 
手間もあまりかからないので、初心者の人でも簡単に育てられます。
 
繁殖力も高いため、初めてグランドカバーに挑戦する人でも、ぎっしり敷き詰められた素敵なグランドカバーになります♪
 
外で育てるグランドカバーは、梅雨の時期だけ多湿になりやすいので気を付けましょう。
 
それ以外はほとんど手入れが必要ありません。
 
生命力が高く、葉挿しや挿し木などでどんどん増やすこともできるので、お庭を埋め尽くすグランドカバーができますよ♪
 
セダムを使ったグランドカバーに、ぜひ挑戦してみてください!