習字や書道を始めるために。良質な道具の選び方と筆の見極め方の基礎知識

 

毛筆に挑戦するなら道具の選び方を知ろう♪

 


 
宅配便の送り状に宛名を書いたり、アンケートに記入したり…。ふとした場面でご自身の書いた文字の美しさが気になることはありませんか?
 
最近再び手書き文字の良さが見直されつつあることから、近頃では習字や書道を趣味として始める方が増えています。
 
「美しい毛筆を書けるようになりたい」
「日本の伝統文化である書の世界に親んでみたい」
 
そんな思いから「今こそ、書道を始めよう!」とお考えの方に向けて、書道に必要な道具の見極め方や筆選びの基礎知識について詳しくご紹介します。

 

文房四宝(ぶんぼうしほう)…その意味とは?

 


書道を始めるために最低限必要な道具一式のことを、「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と呼びます。
 
「四宝」にあたる道具は、硯(すずり)・墨・紙・筆の4つ。
 
どの道具もそれぞれ非常にたくさんの種類があるので、初心者さんの場合はどれを選べばよいのか迷ってしまうかもしれませんね。
 
できれば書道専門店に足を運んでお店の方に相談するのがベストですが、今すぐご自宅でも購入できるよう、ここでは各道具を選ぶ際に必要な基本知識をご説明していきましょう。
 

硯(すずり)の材質と選び方

 


 
硯(すずり)とは、固形の墨をすって液体状の墨にするための道具
 
材料は基本的に天然石ですが、プラスチックやセラミックで作られたものもあります。
 
天然石を彫って作られた硯は、墨をするのに適しており、硯の良し悪しが墨の出来を左右するといわれるほど。
 
ただし、石なので重さがあり持ち運びに不便なことや、落とすと割れてしまうといったデメリットもあります。
 
墨汁しか使用しないという方は、軽くて扱いやすいプラスチック製を選んでもいいでしょう。

 

墨は固形墨と墨汁の2種類!

 


 
墨には、固形墨と液体墨(墨汁)の2種類があります。
 
固形墨の特徴は、硯を変えたり、墨をする際の力加減を変えたりすることで、ご自身の好みに合わせた墨色を作り出すことができるところ。
 
デメリットとしては液体墨より高価なことと、墨を作るまでに時間がかかることが挙げられます。
 


 
一方、液体墨の最大の利点は、硯に出してすぐに使うことができる点。
 
ただし長期保存のために添加されている薬品によって、筆を痛めやすいというデメリットも。
 
普段の練習用には液体墨、時間のあるときには固形墨というように、使い分けてみるのもいいかもしれませんね。
 

紙のサイズとその種類

 


 
書道用の紙には様々なサイズがあります。
 
学校の授業でお馴染みの「半紙」とは、普通のB5サイズとほぼ同じ大きさの書道用紙のこと。
 
ほかにも、基準となる大きさの「全紙」や、書き初めに使われる「半切」、短歌などを書くための「短冊」などがあります。
 
どれを選ぶかは自由ですが、最初のうちは字のバランスが取りやすい半紙サイズがおすすめです。

 

良い筆を選ぶための見極めポイントは5つ!

 


 
書道を始めるにあたって、欠かすことのできない「」。
 
ここでは、初心者さんが自分に合った筆を見極めための筆選びのポイントを5つご紹介します。

 

筆の各部名称を覚えよう

 

出典:呉竹

良い筆を選ぶためには、各部の名称についても覚えておきましょう。
 
筆の持ち手は「軸」、また墨を付ける毛束の部分は「穂」と呼ばれています。
 
そして穂の先端を「穂先」と呼び、穂全体のバランスによっても書き心地が変化します。

 

良い筆の条件「四徳(しとく)」とは?

 
筆を選ぶときのポイントは四徳(しとく)といわれ、以下4つの条件が揃った筆が良い筆とされています。
 
尖(せん):筆の穂先が尖っていて、まとまりがある
斉(さい):穂先が綺麗に整っている
円(えん):穂が綺麗な円錐状になっている
健(けん):穂に程よい弾力があり、しなやかである
 
これらの条件に適った筆を基本として、ご自身の手にフィットする書きやすい筆を選びましょう。
 


 

軸の号数と穂の太さ

 

筆は軸の太さによって1~10号に分類され、数字が小さくなるにつれて穂が大きく太くなります。
 
書初め用には1~4号の太筆が、半紙に書くのであれば、5~7号の中筆が最適。
 
名前などの小さな字を書くためには、8~10号の小筆を用意しましょう。

 

穂の長さによる書き心地の違い

 
筆は穂の長さによっても書き味が変わります。
 
穂の長い筆:草書や行書などの柔らかい書体
穂の短い筆:写経などの楷書体

 
扱いやすさや書きやすさを重視する初心者の方は、穂が短めの筆をチョイスすると良いでしょう。
 


 

毛束の原料による書き味の違い

 
筆の穂は、使われる動物の毛によって、以下の3種類に分けられます。
 
柔毛筆(じゅうもうひつ)
・剛毛筆(ごうもうひつ)
・兼毛筆(けんもうひつ)

 
剛毛筆に主に使われているのは、馬、イタチ、タヌキの毛など。
 
穂が硬く弾力があるため、楷書などの力強い字を書くことに適しています。
 
一方で、ヤギや猫などの柔らかい毛が用いられた柔毛筆は、草書体や行書体のような、なめらかな字を書くために最適。
 


 
中でも初心者さんには、 剛毛と柔毛を組み合わせて作られた兼毛筆がおすすめです。
 
穂が硬すぎず柔らかすぎないので、書きやすさも抜群。一本で様々な書体を書き分けることができるので、どんな作品にも万能に対応できるでしょう。

 

文鎮(ぶんちん)と下敷きも忘れずに♪

 


最初に揃えておくと便利な道具は、あと2つあります。
 
1つは、紙をおさえるための文鎮(ぶんちん)
 
文鎮とは、紙を固定するための重しのことで、大きさも形も様々な種類があります。
 
初心者さんには、短いサイズが二本組になっている文鎮がおすすめ。紙の上に2つの重しをハの字型に置くと、ズレることなく書きやすいでしょう。
 
そしてもう1つは、書道用の下敷きです。
 
裏に滑り止めがついたものや、罫線が入ったものもありますが、フェルト状の下敷きであれば100均でも安価に入手できますよ。
 
どんな種類の商品にせよ、筆の滑りやすさをキープするなら、2mm以上の厚さの下敷きを選ぶと間違いないでしょう。

 

そもそも習字と書道の違いとは?

 


 
よく混同されがちな「習字」と「書道」ですが、みなさんはこの二つの違いをご存じですか?
 
習字とは読んで字の如く“字を習うこと”です。
 
小中学校の書写の授業のように、お手本通りに正しく美しい字を書くことが目的。
 
鉛筆やペンを使った硬筆やペン字も、こちらの習字に分類されます。
 


 
一方、書道とは“毛筆と墨を用いて自己を表現する芸術”
 
字を通して、自分の個性をどれだけ表現できるかが重要とされます。
 
綺麗な字を書けるようになりたいのか、それとも毛筆による書の表現を楽しみたいのか。
 
道具を揃える前にご自身の目的を再確認しておくと、趣味を楽しむ方法がより明確になるでしょう。

 

本格道具を揃える前に筆文字をお試し体験するなら?

 


ここまで書道に必要な数々の道具とその選び方をご紹介してきましたが、いざ一式そろえて本格的に始めるとなると意外とハードルが高いですよね。
 
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春は書に親しんで字も心も美しく♪

 


筆先に集中して一本の線を引く。
 
心静かに書に親しむ時間は、気持ちを穏やかに整えてくれる贅沢なひとときです。
 
ぜひこの春は書道に挑戦して、字も心も美しく磨いてみてはいかがでしょうか♪