【知っておきたい冠婚葬祭のマナー】ご祝儀袋の中袋(中包み)への金額の書き方って?

 

ご祝儀袋の中袋の書き方は?

 

 

社会人になったら身につけておきたいものが、冠婚葬祭のマナー。

 
人生の節目やお祝い事、葬式・法要の儀式やそれに伴う行事など、プライベートビジネス問わず、一人前の大人としての知識を試される場面が増えてくることでしょう。
 

「結婚式や出産のお祝いの席に呼ばれたけれど、ご祝儀袋の書き方がよく分からなくて、適当に書いてしまった…」
 
そんな恥ずかしい失敗を経験された方もいるかもしれませんね。

 
ご祝儀袋に関わるマナーの中でも、金額などを書き入れる中袋(中包み)の書き方は、信頼できる情報が少なく分かりにくいところでもあります。

 
今回の記事では、ご祝儀袋の中袋への金額などの書き方をご紹介していくので、これから慶事のご予定があるという方はぜひ参考になさってくださいね。

 

中袋表面には何を書くの?

 

 

お祝い金を入れる中袋では、表面・裏面のそれぞれに書く内容や書き方が決められています。

 

中袋の書き方は、ご祝儀袋・不祝儀袋のどちらにも対応可能。
 
基本的な考え方を押さえれば、冠婚葬祭で使用する中袋の書き方をしっかりと覚えることができますよ。

 

それでは、まずは中袋表面の書き方からご紹介。

 

中袋表面にはお祝い金の金額を

 

shizukaさん(@mizoshizuka)がシェアした投稿 – 2018年 3月月1日午後1時57分PST

 

中袋の表面には、実際に同封するお祝い金の金額を書きます。
 
中央に大きな文字で、漢数字縦書きにするのが主流とされています。
 

金額は、数字を改ざんされないように「大字(だいじ)」を用いて書くのが一般的。
 

例えば、30,000円なら「金参萬圓」、5,000円なら「金五阡圓」といった書き方をおすすめしますが、通常の漢数字を使って「金一万円」と書いてしまったとしても間違いではないのでご安心を。

 
記入欄の印刷された中袋には、金額を裏面に書く仕様のものもあります。その場合には、記入欄に合わせて裏面に書けば問題ありませんね。

 

横書きの書式なら算用数字でも

 

Estherさん(@biaohui)がシェアした投稿 – 2016年 5月月28日午前8時01分PDT

 

先ほど、中袋の金額の書き方は縦書きの漢数字が基本と言いましたが、横書き用の記入欄がある場合には、横書きで書いてしまってもマナー違反には当たりません。

 

金額を横書きする場合には、漢数字ではなく算用数字を使いましょう。

 

中袋裏面には何を書くの?

 

Kentaro Takahashiさん(@kenkentalow)がシェアした投稿 – 2017年 5月月28日午前1時02分PDT

 

中袋表面にはお祝い金の額を書き、裏面にはお祝い金の贈り主の情報を書くというのが、一般的に正しいとされている書き方です。

 

裏面については、個人で贈る場合や連名の場合、4名以上の場合とで書き方が異なってくるため、それぞれのケースに合わせて適切に書き分けたいもの。

 

では続いて、中袋裏面の書き方をご紹介します。

 

中袋裏面には贈り主の住所・氏名を

 

 

中袋の裏面には、お祝い金の贈り主であるご自身の住所・氏名を書きます。

 

これは、外包みを外してしまった後でも贈り主が分かるようにするためのものなので、特に氏名は書き忘れのないように注意が必要です。

 

書き方は通常の封書と同じように、左下の部分に縦書きが基本。右側から郵便番号、住所、氏名の順に、並べて書きましょう。

 

あらかじめ記入欄が印刷されているタイプのものを使う場合には、印刷指示に沿って記入すれば特に問題はありません。

 

贈り主が連名の場合、4名以上の場合は?

 

 

お祝い金の贈り主が連名の場合や4名以上の場合には、書くべき内容は同じですが、個人の場合とは書き方が少し異なってきます。

 
パターンごとに定型があるので、該当するパターンに合わせた書き方で中袋に書き入れましょう。

 

このとき、中袋の裏面にある紙の合わせ目には要注意。
 
合わせ目に文字が乗ってしまわないよう、頭の中でスペース配分を考えながら、バランスよく書くことを心がけて。

🍀みき🍀さん(@miki.kicuchi)がシェアした投稿 –

 
まず連名の場合には、住所は書かずに、2名または3名の名前だけを並列に書きます。

 

順番については、一番右に年長者や目上の方の名前がくるようにして、順に左へと書き並べていくのがマナー。

 

次に4名以上の場合には、代表者を立てるのが一般的です。
 
住所は書かずに、代表者の名前だけを書きましょう。その左側へ「外一同」と書き添えます。

 

会社なら、代表者の名前の右側には会社名が入ります。右から会社名、代表者名を書き、その左側へ「他一同」を書き添えればいいですね。

 

連名の場合や贈り主一同といった場合には、全員の情報をまとめた別紙を準備しておきましょう。
 
白地の便箋などに、全員分の住所と名前を書いて同封します。

 
人数分の郵便番号、住所、名前に漏れがないか、チェックすることもお忘れなく。

 

中袋を書く際に気をつけたいこと

 


 
ここまで、中袋を書く際のマナーについてご紹介してきました。
 
しかし実は、中袋を用いる際に最も気をつけるべきポイントは、お祝い金の入れ忘れ、入れ間違いや、金額の書き間違いをしないこと。
 
ご自身ではお金を入れたつもりになっていても、意外と入れ忘れていることも多いのです。
 
同封した金額と記入した金額に齟齬(そご)が出ないように、必ず何人かで数字と枚数をチェックしてから封をすることが重要ですよ。

 
また、文字を書く場合にはボールペンで書いても失礼には当たりませんが、外包みに使用した筆記具をそのまま使うことをおすすめします。
 
筆または筆ペンを使って、丁寧に楷書で書き入れましょう。

 
中袋は無地のタイプが一般的。もし目上の方へ差し上げるものであれば、できるだけ無地のタイプのものを選ぶようにすれば安心ですね。
 

ご祝儀袋のマナーを押さえて、お祝いの気持ちを伝えましょう

 

@kyoen50がシェアした投稿 – 2018年 4月月14日午後11時11分PDT

 

冠婚葬祭にはたくさんのマナーがあるため、慣れないうちは大変なところもあるかもしれません。
 
しかしそれも、一人の社会人として、大切な方へお祝いの気持ちを伝えるためだと考えれば、しっかりと大人のマナーを身につけようという前向きな気持ちになりますよね。
 
今回ご紹介したように、一見難しそうなご祝儀袋の中袋への書き方も、押さえるべきポイントは意外にシンプル。
 
正しいやり方でご祝儀を贈って、大切なご友人や親戚の方を心からお祝いしましょう。