【編み物】毛糸が途中で終わった時は?糸のつなぎ方&糸始末の方法

 

編み途中で毛糸がなくなった場合の対処法は?

 

あと数ヶ月で秋になると、編み物もまさにシーズン真っ只中。街の手芸店にも、新色・新発売の毛糸がズラリと並び始める頃です。
 
そんな中「今年こそ編み物デビューをしてみようかな」、と思っている方も多いのではないでしょうか。
 
ところでみなさんは、「編み物って毛糸玉をいくつも使うけど、どうやってつないでいるの?」と不思議に思ったことはありませんか?
 
コースターやポーチといった初心者さん向けの小さい作品であれば、毛糸を一玉全部使わないこともあるでしょう。
 
でもだんだん慣れてくると、マフラーやセーターなどの大きなものが編みたくなりますよね。
 
そうすると当然玉数も増えるので、「編みながら糸をつなぐ」という作業が必要です。
 
今回は、編んでいる途中で毛糸がなくなった場合や、模様編みのように編み目の途中で違う色の毛糸を使用する場合に役立つ、糸のつなぎ方糸始末の方法をご紹介。
 
まずは初心者さんにも分かりやすいよう、編み物の種類からご紹介していきましょう。
 
これまで「編み始めてすぐ断念してしまった」という方も、これを機にぜひ再チャレンジしてみてくださいね!

 

初心者にも分かる!編み物の種類2つ

 


棒針編み、かぎ針編み、アフガン編み、指編み、腕編み、ストレッチ編み、メイビ編み、ポス編み、バイアス編み…。
 
このように編み物にはたくさんの編み物がありますが、みなさんはいくつご存じでしょうか?
 
特別な編み機が必要な「ヘアピンレース」や、棒針で編む「クンストレース」など、まだまだ編み方は存在します。
 
手で編まず、編み機を使って編む「機械編み」もありますね。
 
1950~60年代、編み物が大流行していた時代に様々編み方が生み出され、現代に伝わってきました。
 
しかし時代が進むにつれ、既製品の方が安くなり衣類の種類も豊富に。
 
だんだん手編みを楽しむ人が減りつつありましたが、近年の手作りブームに伴って、編み物ブームも再来♪
 
改めて手編みの良さが見直され、最近ではインスタでも可愛い編み物作品をアップする人が増えているようです。
 
編み技法にもその時代ごとに流行がありますが、今も昔も変わらない定番の編み方と言えば、棒針編みとかぎ針編みの2つ。
 
ここからは、棒針編みとかぎ針編みについて、少しだけお話ししましょう。

 

編み針を2本使う「棒針編み」

 


編み物と聞いてみなさんが最初に思い浮かべるのは、やはり棒針編みではないでしょうか。
 
セーターやマフラー、帽子を編むにも適した棒針編みは、もはや冬の定番。
 
この時期になると、手芸本の特集も棒針編みが圧倒的に増えるので「今年は何を編もうかな」と眺めるのも楽しみですよね。
 
棒針編みは広くて大きい面を編むのに適していて、伸縮性に富んだ編地も編めるので帽子などに相性抜群◎
 
小さいものが編めないという訳ではありませんが、やはりその特性を活かして衣類やブランケットなど大物を製作する方が多い傾向に。
 
小物を編む時は、編み針の長さが短いものを使って編めますので、靴下やポーチのような袋物にも最適です。
 
基本の編み方は、表編みと裏編みの2種類。メリヤス編み(天竺編み)と言う編地を編むことができます。
 
実は棒針編みは、2本に限らず4本使うこともあるのですよ。編み針の後ろにコードが付いた輪針を使えば、輪っか状に編むことも簡単♪
 
目が詰まったものばかりではなく、レースのような間が空いている編み方も棒針編みなら可能です。
 
慣れてきたら作りたいアイテムに合わせて編み技法を変えて、作品をつくってみましょう。
 

繊細な編地も編める「かぎ針編み」

 


かぎ針編みは2本の編み針で編む棒針編みとは違い、先端がかぎ状になった編み針1本で編んでいきます。
 
小さいモチーフをたくさん編んでつないだり、隙間の空いた繊細な模様を編んだり。
 
棒針編みと違って裏編みがない分、初心者でも簡単に覚えられるのが人気の秘訣です。
 
中には、美しいレース模様を編むのに適したレース編みと呼ばれる手法も。
 
かぎ針編みは小さいものから大きいものまで何でも編めて、誰でも気軽にトライしやすいのが良いところですね。
 
平らな物だけでなく輪っかにも編めるので、かなり自由度は高いですよ。
 
流行中のTシャツヤーンのマルシェバッグも、このかぎ針編みで編んでいます。
 
◆参考レッスン:ミニマルシェ 〜きれいに編むテクニック〜

 

毛糸が途中で終わったら?~糸のつなぎ方~

 

「編んでいる最中に毛糸が足りなくなってしまった!」
 
これは編み物をしている最中に、よくあるシーンのひとつです。
 
毛糸が短くなってきたら次の毛糸玉で編みむのですが、新しい糸端はどうやって編地につなげるのでしょうか?
 
糸のつなぎ方は方法がいくつかありますので、パターン別に見ていきましょう♪
 

段の端っこでつなぐ方法

 

 
まずは、段の端っこでつなぐ方法から。
 
ここでは次の段に行くときに糸をつないだり、変えたりする際の方法を解説します。
 
ボーダー模様を作る時も同じ手法ですよ♪
 

【棒針編み】

段の一番最後の目まで編みきりましょう。次の段を編むために、ひっくり返します。
 
1目めに編み針を入れ糸を引き抜くのですが、その時に古い方の毛糸ではなく、新しい毛糸を引き抜きます。
 
そして、そのまま新しい毛糸で次の2目めを編み進めます。
 
編地の裏側に古い方の糸の残りと、新しい糸の糸端がそれぞれ1本ずつ出ていますが、(合計2本)気にせず編み進めてOK。
 
その糸を後で糸始末します。
 

【かぎ針編み】

かぎ針編みの場合は棒針編みとは違います。
 
大きな違いは、編み針に糸がかかっているかどうか。
 
棒針編みの編み針には左右に目数分の編み目がかかっています。
 
※棒針編みは段の最後まで編みきった場合、右の編み針に全部の目がかかっています。編み始めも同様で左の編み針に全部かかっています。
 
対してかぎ針は、常に一目だけかかった状態です。
 
糸を変える時は一目を編み切らず、途中の段階で新しい糸に付け替えましょう。
 


こま編みも長編みも「一目編む際に最後に引き抜く糸が、古い糸ではなく新しい糸である」、ということはどちらも同じ。
 
次の目を編むときにかぎ針にかかっている糸が、新しい糸になります。
 
段の最後の目で糸替えして、裏にひっくり返して次の段を編み進めてください。
 
これは往復編みの場合です。輪の作り目や輪で編む際は、ひっくり返す必要はありませんよ。
 
棒針編み同様、裏側に新旧の糸が2本出ていますので、糸始末をしましょう。
 

段の途中でつなぐ方法

 

 
続いては、段の途中でつなぐ方法をご紹介。
 
端っこで替える場合とやり方はほぼ一緒です。
 
毛糸が無くなってしまった時や、フェアアイルなどの模様編みの際、途中で色を替える時にもこの方法を使います。
 

【棒針編み】

「段の最後まであとちょっと!」というところで、糸が足りないことってありますよね。

 
上手く端で終わればいいのですが、いつもそうなるとは限りません。そんな時は、新しく糸を付けましょう。
 
端でつなぐ方法と同じく、次の目の引き抜く糸が新しい糸になります。
 
裏も同じで、新旧2本の糸が出ていますので糸始末しますよ。
 

【かぎ針編み】

かぎ針編みの場合も、棒針編みとほぼ同じ。
 
糸始末分の毛糸を残して最後の一目を新しい糸で引き抜きましょう。
 
次の目に移る時にかぎ針にかかっている糸が新しい糸、と覚えれば編み込みの色替えをする際も間違えずに済みますよ。
 
古い方の糸で次の目をすくうと、一目の足と頭がそれぞれ違う糸になってしまいます。
 
同じ色の糸の時は気になりませんが、色替えの際はバラバラの色になり目も崩れてしまう原因に。
 
糸替えができない訳ではありませんが、目も不揃いになりやすいので注意が必要です。

 

結び目はどうするの?~糸始末とお道具~

 

糸のつなぎ方・糸替えの方法はお分かりいただけましたか?
 
次は、糸始末の方法を解説しましょう。
 
裏側を見ると新旧2本の毛糸が出ていますよね?
 
このままにはしておけませんので、糸始末をして見えないように処理します。
 
まずは糸始末に必要なお道具のご紹介から。
 

縫い針よりも太い「とじ針」

 

 
糸始末に欠かせないもの、それはとじ針です。
 
太さがいろいろありますので、毛糸に合わせたものを使いましょう。
 
裏に出ている糸をこのとじ針に通して、隣の目に沿ってくぐらせていきます。
 
糸を割りながら通すのがポイント。解けにくくなりますよ。
 
一目すくうくらいでは外れやすいので、5~6目ぐらいはくぐらせましょう。
 
端っこの時は下の段に向かって目を割りながら、糸をくぐらせてください。
 
とじ針に糸を通し、目に巻き付けるように進めると取れずらくなり、これを「からげる」と言います。
 
「縫物のように糸を結ばないの?」と思いますよね。
 
編み物はきちんと糸が目の中を通っていれば解けることはありませんので、からげるだけで大丈夫。
 
結んでもいいのですが、結び目がポコンと出てきてしまったりするので、キレイに仕上げるのであれば糸をしっかり通してからげてくださいね。

 

糸を引っ張ってくぐらせる「かぎ針」

 


 
「糸始末用に残した糸が短い!」
「とじ針に糸を通せない!」
 
そんな時は、かぎ針を使いましょう。
 
目にかぎ針を入れて、糸を引き抜いてください。一目ずつ行うのがコツです。
 
このとき他の目を引っ張らないよう、丁寧に作業してくださいね!
 
これまで使っていた編み針よりも、小さい号数のかぎ針の方が使いやすいでしょう。
 
「とじ針を出すのが面倒だな~」と思ったら、こんな方法があるってことを思い出してくださいね。

 

かぎ針の使い方がわからない時は?

 

かぎ針の使い方がわからない方は、この機会にかぎ針編みの基本を学んでみましょう。
 
「どうやって覚えればいいの?」とお困りの方には、たった3週間で基本の編み方をマスターできるMIROOMのスターターキットがおすすめです。
 
長編み・こま編み・くさり編み・糸の変え方・糸始末の仕方
 
といったベーシックな手法を身に付けながら、まずは基本のコースター作りから始めてみましょう。
 

気になる価格は、6つのレッスンと材料一式がセットになって送料込1,980円。
 
ご自宅に届き次第すぐにスタートできるので、「おトクに、本格的な編み物を楽しみたい」という方にもぴったりです♪
 
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覚えておくと便利!その他3つの方法

 
毛糸を結んだり、糸同士をつなげたり。
 
ここからは慣れてきたらぜひトライしたい、糸始末番外編をご紹介。
 
あまり初心者向きの方法ではありませんが、いざという時に備えて覚えておくと便利ですよ♪
 

 

はた結び

 
結び目が小さくて解けにくい、はた結び。
 
カンタンにできるので、これは覚えておくと大変便利です。
 
「糸をくぐらせるのも大変」という方は、はた結びで結んでしまいましょう。
 

 
やり方はイラストのとおり。この画像を参考にしながら、ぜひマスターしてくださいね♪

 

フェルティングニードルを使う

 

羊毛フェルトに使うフェルティングニードルを使った糸始末方法は、ウールの毛糸のみに有効な方法です。
 
フェルティングニードルで糸同士を刺して、1本の毛糸に繋げてしまいましょう♪
 

石鹸水で毛糸をフェルト化する

 
こちらもウールの毛糸のみに使える方法です。
 
石けん水を使って毛糸をフェルト化してしまえば、糸が1本になりますよ。
 
上記2点の方法は、編み始める前に行っておくと楽に作業できますよ。

 

ニッティングライフをもっと楽しく♪

 


編み物をしていると、避けては通れないのが、糸替えです。
 
糸のつなぎ方と糸始末をご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
 
この記事を参考に自分に合った簡単な方法を覚えて、編み物を楽しんでくださいね♪