パッチワークの基本教えます!誰でも簡単パッチワークアイディア

パッチワークとは

 
 
 
 
 
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「パッチ」とは布切れ、つぎはぎという意味があり、「パッチワーク」とは好きな布や、ちょっとした端切れをつなぎ合わせて作っていくハンドメイド作品です。

 

また、パッチワークと一緒に「キルト」という言葉も目にすることがありますね。

 

2つの違いは何でしょうか?

 

また、「パッチワークキルトとは?」そんな疑問にお答えするとともに、パッチワークの楽しさについてお話していきます。

 

パッチワーク?キルト?違いは何?

「パッチワーク」は、小さな布を縫い合わせて1枚の大きな布の作品に仕上げる物です。

 

アメリカ生まれと思っている方も多いかもしれませんが、実はヨーロッパが発祥の文化で、着られなくなった衣服の使用できる個所を切り出したものを縫い合わせて再利用したものが始まりと言われており、布が貴重だった時代の人々のエコの精神から生まれたものです。

 

生活の知恵として生まれたパッチワークが徐々に独自の美しい模様へと発展し、今では芸術的な作品まであります。

 

アメリカでは、19世紀半ばまで一般的ではなかったパッチワーク。この頃の女性達は、紡いだ糸で布を織ることに忙しかったことが背景にあります。しかし、19世紀後半、工場で布が大量生産されるようになると針仕事に時間を割くことが多くなり、アメリカでもパッチワークが広まったそうです。

 

「キルト」は、表布と裏布の間にキルト芯を重ねて縫い合わせたものです。語源はラテン語で、「物の詰まった袋」という意味です。

 

こちらもまた、ヨーロッパが発祥で、特に寒い地方に住む人々が、布の間に綿を詰めると温かさが増す、ということを発見したのが始まりと言われています。現在は、布を縫い合わせる際に波や花柄など、ライン模様を描かれ、芸術的な作品も多いですが、キルトも人々の生活の知恵から生まれたのですね。

 

パッチワークキルト

 
 
 
 
 
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では、「パッチワークキルト」とはどんなものでしょうか?

 

その名の通り、パッチワークとキルトを合わせたもので、パッチワーク作品にキルト芯と裏布を縫い合わせて作ります。

 

表にはパッチワークの模様とキルトの綺麗なラインが施され、様々なデザインの作品が出来上がります。また、キルト芯を挟むことで保温性もある作品になりますね。

 

パッチワークキルトには、様々な種類がありますが、中でも有名なのは「アメリカンキルト」「ハワイアンキルト」です。耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか?こちらについては、後ほど詳しくお話しします。

 

パッチワークの楽しさ

 
 
 
 
 
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さて、パッチワークの魅力や楽しさとはどんなところでしょうか?

 

なんといっても、好きな柄や色合いを楽しむことができる点でしょう。

 

色の組み合わせを考えるだけでも、アイディアはどんどん広がりますよね。

 

例えば、同じデザインの作品を作ったとしても、色の組み合わせや、布の柄が違うだけで全く違った雰囲気の作品に仕上がるのです。

 

パッチワークの基本はありますが、それらを組み合わせることで世界にたった1つの、自分だけの作品ができる、アイディアが無限に広がる、ということが最大の魅力だと思います。

 

キルトの種類

 

先程もお話ししましたが、「パッチワークキルト」と呼ばれるものには、数多くの種類があります。どれも布を縫い合わせて作られており、基本は同じなのですが、生まれた地域の文化とパッチワークの技術が融合し、どれも素晴らしい作品ばかりです。

 

今回は、その中でも我が国、日本の伝統の「ジャパニーズキルト」、よく耳にする「アメリカンキルト」「ハワイアンキルト」についてお話ししたいと思います。

 

ジャパニーズキルト

 
 
 
 
 
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初めに、我が国、日本が誇る伝統のキルト「ジャパニーズキルト」についてです。

 

日本的な色彩や、和の素材を使ったキルトのことで、日本にパッチワークが伝えられてから、そのパッチワーク技術と着物文化の日本の感性から生まれた、日本独自のものです。

 

日本の伝統的な絹織物や、紬、友禅、西陣など年代を経ている布で作るものも人気で、とても魅力的な作品が多く、他の国のキルターからも注目を浴びています。

 

また、日本のキルトといえば、「刺し子」のことを刺す場合もありますが、実は、共通点はあるものの、刺し子とは「刺繍」のことで、キルトとは別のものとされています。

 

アメリカンキルト

 
 
 
 
 
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続いて、「アメリカンキルト」についてお話しします。

 

イギリスから伝わったキルトですが、ヨーロッパで使われている布が手に入らなかったこと、生活環境の違いから、アメリカ独自の「アメリカンキルト」が誕生しました。

 

布地の有効利用のために、余った布や端切れを繋いで作られたのが始まりと言われています。当初はモチーフなどは制作されていませんでしたが、暮らしにゆとりが出てきた産業革命後に、キルトにも装飾を施すようになりました。

 

アメリカンキルトの特徴は、小さな正方形のブロックを繋ぎ合わせてトップ布を作る「ブロックスタイル」と呼ばれるもので、様々なパターンで使われるようになりました。

 

ハワイアンキルト

 
 
 
 
 
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次に、「ハワイアンキルト」についてお話しします。

 

こちらも、イギリスから伝わったものがハワイの文化と融合し、独自の発展を遂げたものです。

 

ハワイアンキルトの特徴といえば、なんといってもハワイの植物や海辺の生物などのモチーフでしょう。

 

ハワイアンキルトでは、端切れを利用する習慣がなかったため、大判の布を折りたたんでモチーフを裁断していたそうです。そのため、ハワイアンキルトは、1枚の大きな布に、左右対称のモチーフがアップリケのように縫いつけられているのです。

 

また、ハワイの植物がモチーフとなっている背景には、古くからハワイでは植物に精霊が宿ると考えられていることも影響しているようです。

 

南国らしい色とりどりのデザインが魅力ですよね。

 

パッチワークの道具・選び方

 
 
 
 
 
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では、パッチワークを始める前に、必要な道具を揃えましょう!!

 

パッチワークに必要な道具とはなんでしょうか?また、どのようなものを選ぶと良いのでしょうか?

 

パッチワークに最適な布、針、糸についてお話ししていきます。

 

 
 
 
 
 
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まず、パッチワークの主役である「布」です。

 

初めての方におすすめの素材は、コットンです。厚さは、薄すぎず厚すないのもの、「ローン」と呼ばれる生地が良いでしょう。

 

また、手芸店などで小さな正方形にカットされた「パッチワーク用クロス」というものがあります。色や柄で揃えていることが多いので、「何を選んだらいいかわからない!」と悩んだときには、こちらを選ぶと良いと思います。

 

その他、パッチワークは身近な布で出来ますので、お子様のサイズアウトした服などを利用するのも良いですね。洋服を裁断して使う際には、布の「地の目」と呼ばれる、たて糸とよこ糸の方向に注意をしてください。

 

慣れてきたら、コットンだけでなく、どのような素材でも楽しめると思いますので、お好きな布や余っている端切れなどで挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

 
 
 
 
 
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使用する「針」は、パターンや布の厚みによって使い分けましょう。

 

ピーシング針・・・ピースを縫い合わせるときに使います。

         布通り良い細めの針で、

         長さは30mm~35mmほどがおすすめです。

 

キルティング針・・・キルトのように厚みのあるものを縫うときに使います。

          細かく、三層を縫うため25mm~28mm程の短めの針で、

          太さは0.5mm程度のものがおすすめです。

 

アップリケ用・・・アップリケをするときに使います。

         布端をすくいやすい細いものがおすすめです。

         長さは30㎜~35㎜ほどが良いでしょう。

 

まち針・・・ピーシングやアップリケをするときに、

      布がずれないように留めます。

      和裁用ではなく、頭が丸くて小さなものがおすすめです。

 

 

 
 
 
 
 
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使用する糸の色は、布の色と合ったものを使うと縫い目が目立ちません。

 

糸の種類で初心者の方におすすめするのは、「デュアルデューティー系」のものです。こちらは、どの作業にも兼用することができます。

 

中には、それぞれの作業で使い分けたいという方もいらっしゃるかと思いますので、その場合についてお話しします。

 

 

ピーシング・アップリケ

50~60番の細くてしなやかな糸が良いでしょう。                               こちらはポリエステル100%が主流です。

 

キルティング

40~50番の布滑りが良い糸がおすすめです。中にはロウ引き加工された専用の糸もあります。こちらはポリエステル100%の他、ポリエステルとコットンの混紡糸コットン100%があるので、お好みで選んでも良いでしょう。

 

しつけ糸

色移りのしない生成りのもので、布なじみの良いしなやかな糸を使います。

 

きれいのコツ

 
 
 
 
 
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道具が揃ったら、いよいよパッチワークを始めましょう!

 

準備や裁断、縫い合わせについての手順を「きれいのコツ」とともにお話しします。

 

ここでのポイントさえしっかり覚えると、綺麗に仕上がりますよ!

 

準備編

 

それでは、布の準備をしましょう。ここでの「きれいのコツ」は2つあります。

 

 

1.まずは布を洗濯しましょう。


そのまま使用すると、濃い色の布から色移りしてしまうことがあります。また、新しい布は洗濯すると縮みます。完成後に洗濯した際、それぞれのピースがバラバラの大きさに縮んでしまう、ということもあるのです。ですから、あらかじめ洗濯をすることで、色落ちや縮みを抑えましょう。

 

 

2.布の伸縮を抑えるために、布の裏に接着芯を貼りましょう。

 

綿100%以外の布を使うときや、ストレッチ素材のものは、裁断や縫い合わせの際に伸縮してしまい、ズレたり、綺麗な仕上がりにならない原因となります。そこで、布の裏に接着芯を貼ることで伸縮を抑えます。

 

 

また、洗濯中に布端から糸がほつれて絡まることを防ぐため、必ず端処理えをしてください。布が乾いたらアイロンでしわを伸ばすことも忘れないようにしましょう。

 

裁断編

 

布の準備が出来たら、次は裁断をしましょう。ここでの「きれいのコツ」は、2つあります。

 

1 .きちんと型紙を使用して型を取りましょう。

 

パッチワークでは、たくさんのピースを縫い合わせていきます。1つの小さな誤差が、全体の出来上がりに影響するといっても過言ではありません。ですから、正確に裁断するためにも、きちんと型紙を使って型を取りましょう。

 

 

2.初めから全ての布に縫いしろを引かないこと。

 

2枚の布を縫い合わせていくので、どうしてもズレが生じてしまいます。そこで、裁断の際には縫いしろは付けずに目分量で測って裁ちます。(0.7㎝程)縫うごとに型紙を当てて縫い線を引いていくことで、毎回ズレの修正をすることができます。これで、縫ってからズレに気がついてほどいて縫い直す、ということも少なくなりますよ。

 

縫い合わせ編

布の裁断が終わったらいよいよ縫い合わせます。ここでの「きれいのコツ」は5つあります。

 

 

1.まち針で留めて縫い始めましょう。

 

せっかく型紙を使って正確に型を取っても、縫い合わせでズレてしまっては台無しです。まち針でしっかり布を合わせてから縫いましょう。

 

 

2.縫い終わったら指で糸こきをしましょう。

 

ピースは、ぐし縫いで縫い合わせていきます。縫っていくうちにどうしても縫いじわができてピースが縮んでしまうことがあります。それを防ぐために、縫い合わせたあとは指で糸こきをして、縫い目をならしましょう。このあと、縫いしろを0.6㎝程に裁ち揃えます。

 

 

3.縫いしろを倒す前にアイロンでプレスしましょう。

 

縫い合わせたら、縫いしろを倒すのですが、その前に、縫い合わせて2枚重なった状態でアイロンを上からプレスすることで、より糸と布がなじみます。

 

 

4.縫いしろを倒してアイロンでプレスしましょう。

 

重なった状態でプレスをしたら、布の裏側を上に開いて縫いしろを倒してアイロンをかけましょう。このとき、アイロンを上下左右に動かしてしまうと、布が本来の形よりも広がってしまうため、上からプレスするだけにすることもポイントです!

 

 

5.縫いしろの折り方は規則的にしましょう。

 

仕上がりの好みによって、縫いしろの折り方は使い分けられますが、基本的には、割らずに倒します。ピースを真っすぐに見せたいときには縫いしろを割って倒します。また、淡い色の布側に縫いしろを倒すと表面から透けてしまうので、その場合は、濃い色の布側に倒します。

 

 

ほんの少しの手間ですが、仕上がりにとても差が出てきます。「きれいのコツ」を実践することが、仕上がりの美しい作品への近道です!

 

誰でも簡単パッチワークの基本

 
 
 
 
 
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パッチワークの手順がわかったら、基本のパターンを縫ってみましょう。

 

いきなり難しいパターンではなく、簡単なものからチャレンジすることも、上達への第一歩です!

 

 

 

フォーパッチ

パッチワークの基本、「フォーパッチ」です。

 

名前の通り、4つの正方形のパーツをつないで作ります。

 

これは、全てのパッチワークの基本となりますので、しっかり覚えましょう。

 

それでは、手順を説明します。

 

 

1.

今回は5×5㎝の正方形の型紙を使用します。
型紙を布の裏において、印をつけたらそこから0.7㎝程のところで布を裁ちます。

 

2.

2枚のピースを中表に合わせてまち針で留め、縫い線の端から一針返し縫をします。
0.2㎝程の縫い目でぐし縫いで端まで縫い進みます。
縫い終わったら糸こきをして、玉結びをして糸を切ります。
同じものをもう1組み作りましょう。

 

3.

アイロンでプレスしたら、縫いしろを片側に倒します。
もう1組は、互い違いになるように逆側に倒しましょう。
倒したらアイロンでプレスします。

 

4.

2組を中表にして合わせてまち針で留めます。先程と同じように、一針返し縫をしたら、ぐし縫いで縫い進みます。
布が重なっている交点の部分は、布がズレないように返し縫をしましょう。縫い終わったら糸こきをして玉結びをして糸を切ります。

 

5.

縫いしろを片側に倒したら最後にもう一度裏側からアイロンでプレスしたら、完成です!

 

 

完成した作品を、フレームに入れるだけで可愛いインテリアになりますよ!

 

フォーパッチに慣れたら、同じ手順で布を9枚に増やし、「ナインパッチ」にも挑戦してみましょう。