大切な贈り物には水引を。オリジナル水引で贈り物をしませんか?

「水引」とは

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

mizuhiki.co(@mizuhiki.co)がシェアした投稿

ご祝儀袋などで目にすることの多い、水引。

 

近頃は、水引を使ったアクセサリーやリース、小物などのハンドメイド作品も見かけるようになりました。

 

このように、身近な水引ですが、昔から日本に伝わるもので、様々な意味を持っていることをご存知でしょうか?

 

そこで、水引の歴史、素材、込められた意味についてお話しします。

 

水引の歴史

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みめよい祝儀袋(@mimeyoi_shugibukuro)がシェアした投稿

水引の始まりは、飛鳥時代まで遡ります。

 

遣隋使・小野妹子が日本に帰国した際、隋から天皇への贈り物に、紅白に染められた麻紐がかけられていたことが始まりという説があります。

 

この紅白の紐には、帰路の平穏無事を祈願したもの、真心のこもった贈り物である、という2つの意味が込められていたそうです。

 

それ以来、宮中での献上品には麻ひもを結ぶ習慣が広まり、江戸時代頃には、庶民の間にも広められ、今では、日本独自の文化として定着しています。

 

 

他にも、室町時代の日明貿易の際、明が輸出用の品に目印として箱に紅白に色付けした縄を縛り付けていたことから、日本が贈答品には紅白の縄をつけるもの、と思い込んだことが始まりと言われている説や、その昔、航海の無事を祈願し、海賊から守るための魔除けとして、黒色毒が縄に塗られていました。

 

その縄を解くと赤色に変色していたことから始まったと言われているなど、諸説あります。

 

水引の素材

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みめよい祝儀袋(@mimeyoi_shugibukuro)がシェアした投稿

もともとは、麻の紐で作られていた水引ですが、庶民に広まった頃には、細長く切った和紙をこより、紐状にしたもが元の紙の状態に戻らないように糊をといた水を引いたり、米のとぎ汁で固めたものを紅白に染められていました。

 

現在もその名残から、細いこよりに糊を引いて固められたものが使われており、紅白や、金や銀の薄い紙を巻いたものが使われています。

 

また、様々な色のカラフルな水引も見られるようになりました。

 

水引の意味

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みめよい祝儀袋(@mimeyoi_shugibukuro)がシェアした投稿

水引は、単なる贈り物の飾りではなく、3つの意味があります。

 

1つめは、魔除けとされ、邪気を払うという意味です。

 

水(糊)を引くことでお清めされるという考えから、物事を浄化する力や邪気を払う力があると言われているそうです。

 

 

2つめは、贈り物の未開封を証明するもの、という意味です。

 

水引を結ぶことで、贈り物に込めた思いを封じ込める、と考えられてきたそうです。

 

 

3つめは、人と人を結びつけるもの、という意味です。

 

紐を引いて結び、ほどくことが難しいことから、そのように考えられています。

 

 

これらのことからわかるように、水引は、ラッピングをしてリボンをかけた西洋の贈り物とは意味が異るものなのです。

 

日本人にとって水引とは、贈り物の際に大切な思いを伝えるために欠かすことのできないものであり、「おもてなし」の心を大切にする日本ならではの文化と言えますね。

 

結び方によって意味が違うのでご注意を!

 

大切な人への贈り物には欠かせない水引ですが、実はその結び方によって意味が全く違うものになってしまうことがあるので、気を付けなければならない点があります。

 

お相手の方に失礼なことがないよう、TPOに合わせた水引の使い方やマナーを覚えておきましょう。

蝶結び(花結び)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みめよい祝儀袋(@mimeyoi_shugibukuro)がシェアした投稿

こちらの結び方は、引っ張ると簡単にほどけること、何度も結び直すことができることから、「何度繰り返しても嬉しいお祝い向け」です。

 

例えば、出産、開店、合格、昇進祝いなどです。

 

弔事やお見舞いには不適切な結び方なので気を付けましょう。

 

結び切り

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

yukiko saito(@genmai_yuki)がシェアした投稿

こちらの結び方は固く結ばれ、解くことが難しいことから、「一度だけ」という意味があります。

 

結婚式、快気祝い、弔事に適しています。

 

弔事用は、水引の色が異なりますので間違えないようにしましょう。色については後ほどお話しします。

 

お歳暮やお中元、入学、出産祝いなどには不適切な結び方ですので気を付けましょう。

あわじ結び(あわび結び)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

メリーユイユイ merry yuiyui(@_merry_yuiyui_)がシェアした投稿

こちらは結び切りが変形したもので、形があわびに似ていることから、「あわび結び」とも言われています。

 

先程の結び切りと同じ意味を持ちますが、複雑な結び方で、両端を引くことでより強く結ばれることから、「末永くお付き合いをしたい」という、より強い意味になります。

 

「二度とないように」という思いを込めて慶事、弔事どちらにも使うことができます。

 

出産、合格、昇進祝いなどには不適切ですので気を付けましょう。

水引の本数

 

結び方だけではなく、本数にもルールがあることはご存知でしょうか?

 

慶事と弔事では本数が違いますのでご自分で結ぶ際には本数にも注意してください。

 

 

【慶事の場合】

 

■5本

基本的に慶事に使用されるのは、奇数本です。

 

その中でも、5本が一般的な本数です。

 

 

■7本

丁寧にお祝いをしたい場合には、7本使用するのが良いでしょう。

 

5本と7本、どちらを選ぶかの基準として、中身の金額を目安にすることが多くあります。

 

5本は、3,000円~5,000円、7本は5,000円以上と言われていますが、金額に正解はありません。

 

お相手との関係性によっても異なりますので、あくまでも金額の目安として参考にしていただければ、と思います。

 

 

■10本
奇数本が基本の慶事ですが、「結婚式」だけは例外です。

 

これは、慶事の基本数である5本を二重に結んだ本数が10本になるからです。

 

なぜ二重に結ぶのかというと、指の本数(5本)の2倍の10本を使用することで、2組の家族が手を取り合い、縁を結ぶ、ということを表している、と言われています。

 

 

【弔事の場合】

 

■4本
慶事は奇数本でしたが、弔事では偶数本になります。


弔事の基本となる本数となりますので、香典袋に迷ったときは4本の水引を選びましょう。

 

 

■2本
基本は4本なのですが、それよりも簡易にする場合などには、2本の水引を使用することもあります。

 

 

■6本
お世話になった方や、特に気持ちを込めたいときには6本にします。

 

 

【気を付けたいポイント!】

 

慶事の基本は奇数本ですが、その中でもお祝い事には不適切な本数があるので気を付けましょう。

 

まず、「3本」は粗品や少額の現金に使われることが多いです。

 

また、「9本」は「苦」を連想することがあるため使われません。

 

用途と、お相手の関係性、地域の習慣などで異なる場合がありますので、適したものを選びましょう。

 

水引の色

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

綾@雪月香(@aya76_setugekka)がシェアした投稿

水引の色によっても様々な意味がありますので、いくつかご紹介します。

 

【慶事に使われる色】

 

・紅白

 

お祝い事やお見舞い、慶事全般に使われます。

 

 

・金銀

 

結婚や長寿など、「一度きり」であることを願うお祝い事に使われます。

 

一般的なお祝い事にも使用される地域もあります。

 

 

・金赤

 

神札や、門松などに使われます。

 

 

【弔事に使われる色】

 

・黒白

 

香典やお供えなど、仏事全般に使われます。

 

 

・黒銀

 

黒白同様、主に仏事で使われます。

 

 

・黄白

 

黒を忌避する関西・北陸地方で法要の際に使われます。

 

 

・双銀(銀銀)

 

大きい金額(目安は50,000円以上)を包むときに使われます。

 

また、女性が香典を出す場合や、キリスト教形式の場合に使われることもあります。

 

 

・双白(白白)

 

主に神式で行われる場合に使用されます。

 

自分で結んでみよう

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みめよい祝儀袋(@mimeyoi_shugibukuro)がシェアした投稿

水引には、様々な意味や思いが込められていることがわかりましたね。

 

そこで、大切な人への贈り物の際に、思いを込めてご自分で結んでみてはいかがでしょうか?

 

より気持ちのこもった贈り物になると思いますよ。

 

今回は、どんな贈り物にも使うことの出来る基本の結び方をご紹介します。

 

準備するもの

 

水引を結ぶ際に必要な道具は、3つだけです。

 

(1)水引(手芸用品店や、100均、ネットショップなど購入できます。)

(2)定規

(3)ハサミ

 

これあえあればすぐに出来ますよ!

 

その他、接着剤、細いワイヤー、ピンセットなどがあると、水引を使った小物作りなどに便利です。

 

作り方の説明もセットになったキットなどもあります。

 

基本の結び方は「あわじ結び」

 

今回は、基本の結び方である「あわじ結び」の結び方をご紹介します。

 

あわじ結びは、先程もお話ししたように、慶事、弔事どちらにも使うことができ、神事、仏事に関係なく使われることが多い結び方です。

 

また、より気持のこもった結び方ですので、大切な方への贈り物には最適ですね。

 

あわじ結びを応用すると、色々な結び方のアレンジができますので、まずは基本となるあわじ結びをマスターしましょう。

 

 

1.水引の半分より上のところで輪を作ります。

 

2.1で作った輪の下に、Bでもう1つ輪を作り、Aの上に出します。

 

3.Bを2つの輪の下、上、下、上の順に通して3つめの輪を作ります。

 

4.形を整えてあわじ結びの完成です。

 

 

まずは1本から始め、慣れてきたら本数を増やしていきましょう。

 

 

ここで、綺麗に仕上げる3つのポイントをお教えします!

 

 

ポイント1

 

曲線にしたいところを指先で優しくしごきましょう。

 

こうすることで、綺麗な曲線を作ることができますよ!

 

強くしごくと歪んでしまうこともありますので、力を入れすぎないよう気を付けましょう。

 

 

ポイント2

 

形を整える際は、交差している所を抑えて少しずつ締めていきます。

 

 

ポイント3

 

本数を増やした時には、1本ずつ引かず、束をまとめて指で挟んで引きましょう。

 

あわじ結びの応用

 

あわじ結びを応用した結び方を3つご紹介します。

 

この他にもたくさん結び方はありますので、基本に慣れたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

あわじ玉

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ふちもと 優子〈 和のコトデザイン 〉(@wanokoto_life)がシェアした投稿

 

梅結び

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みめよい祝儀袋(@mimeyoi_shugibukuro)がシェアした投稿

 

亀の子結び

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

@nyintheworldがシェアした投稿

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、大切な人への贈り物に欠かすことのできない「水引」についてお話ししました。

 

水引は、日本人の「おもてなし」の心から生まれた伝統的なものです。

 

結び方や色、本数などそれぞれ意味があるので、贈り物の際にはTPOに合わせて使い分けをしましょう。

 

また、結び方を覚えてご自分で結ぶことが出来れば、より心のこもった贈り物になること間違いなし!

 

まずは基本の結び方をしっかりマスターしましょう!!

 

慣れてきたら、基本の結び方を応用して、様々な結び方でオリジナルの素敵なラッピングを楽しむことも出来ますね。

 

是非、チャレンジしてみてください。