ブームになったのはつい最近?気になるハーバリウムの歴史

ハーバリウムの歴史を探る

 

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瓶の中でキラキラと輝く、色とりどりのドライフラワー。近頃ブームのハーバリウムをご存知でしょうか。

 

フラワーショップや雑貨店、お洒落なカフェなど、あらゆる場所で見られるようになったことから「もちろん知っている!」という方が多いかと思います。

 

では、初めて「ハーバリウム」という言葉を耳にしたのはいつですか?

 

今やプレゼントやハンドメイドの定番アイテムとなっていますが、注目され始めたのはつい最近のような気も…。

 

そこで今回は、ハーバリウムの歴史を紐解いてみました。

 

ハーバリウムとは?

 

まず最初に、「ハーバリウム」という名称は、最近生まれた言葉ではありません!

 

もともと、現在知られているオイル漬けのハーバリウムとは少し異なった意味を持っていたのです。

 

一体、どういった意味が込められているのでしょうか。

 

古い資料から見る「ハーバリウム」

 

 

「ハーバリウム」という言葉は、なんと1694年に刊行された本に登場しています。

 

フランスの植物学者が書いたその本によると、ハーバリウムは「おし葉、またはそれを収集した植物標本室を意味する」もの。

 

つまり「ハーバリウム」の原点は、植物学者の研究にあったのです。

 

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ちなみに「おし葉」とは、「植物に圧を加えて乾燥したもの」。押し花もこの中に含まれます。

 

今では、オイルの中の花が生き生きとした印象を受けるハーバリウムですが、昔は乾燥した状態で本に挟んだものでした。

 

まして、植物標本を補完する研究室まで「ハーバリウム」と呼ばれていたとは驚きですね。

 

参考資料
『植物標本の収集と保管 ―その歴史と意義』秋山 忍

 

一般的に知られる「ハーバリウム」

 

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「ハーバリウム」を知っているという方の大半は、瓶の中にオイルを浸したドライフラワーやプリザーブドフラワーを思い浮かべることでしょう。

 

それが、現代のハーバリウムのスタイル。鮮やかな発色と可愛らしい見た目から、SNSで人気が高まりました。

 

また、生花よりも長く楽しめることから、主にインテリアとして愛用されています。

 

ブームの発祥

 

では、乾燥した状態で保管されていた「植物標本」が、現在のオイル漬けの形で世間に浸透していったのはなぜなのでしょう?

 

ハーバリウムブームの発祥を調べてみました。

 

LUFF

 

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様々な記事を調査したところ、ハーバリウムというアイテムが各地で取り上げられるようになったのは昨年2017年からという認識が多いようです。

 

しかし、2015年に配信された記事にも「ハーバリウム」の名前が!

 

話題の発信源となっていたのは、清澄白河に店舗を構えるフラワーショップ「LUFF(ラフ)」。

 

オイル漬けの「ハーバリウム」ブームの火付け役となったのはこちらのお店です。

 

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2015年のLUFF店長さんのブログには、『Herbarium』(ハーバリウム)というタイトルでこのような記事が投稿されていました。

 

これを作るのに星の数ほどの失敗と、実験を繰り返しました。

 

途中、「あ、これ無理なヤツかもなぁ…」と諦めかけたこともありました。

 

深い思い入れのある、

 

LUFFのスーパーレコメンド商品です。

 

LUFF Flower & Plants WORKS BLOG 2015.09.05

 

 

今ではハーバリウム専用のオイルが販売されていますが、それは、「星の数ほどの失敗」の上に成り立った成果だったのです。

 

LUFFのハーバリウムは、WEBでの通販はしておりません。気になる方は、直接店舗に足を運んでみてください♪

 

LUFF HP
〒135-0024 東京都江東区清澄3-3-27(清澄通り沿い「清澄長屋」の一角です。)
営業時間:10:00~19:00(月曜日火曜日定休)

 

ハーバリウム協会の発足

 

 

ハンドメイドとしてのハーバリウムブームに大きな影響を与えたのは、2017年6月に設立された、『一般社会法人日本ハーバリウム協会』です。

 

全国に支部があり、ハーバリウムの制作体験や認定講師によるレッスンを行っています。

 

こちらで扱っているのは、ハーバリウムのオイルを改良し、花のみずみずしさを長期間維持することに成功したハーバリウム液。

 

日本ハーバリウム協会の認定講師だけが販売・制作することができる「ハーバランド」という商品名で取り扱いがされています。

 

一般社会法人日本ハーバリウム協会 HP

 

ハーバリウムのさらなる進化

 

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押し花から液体標本へ。また、研究資料からインテリアとして形を変えた「ハーバリウム」。

 

まだ、その進化は止まりません。

 

近頃は、ハーバリウムオイルに色を付けたり、小さな小瓶に詰めてアクセサリーにしたアイテムも登場しています。

 

これからのハーバリウム

 

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様々な方の努力で改良が繰り返され、今もなお進化を続けるハーバリウム。

 

ハーバリウムのスタイルは変化しても、研究資料として誕生した日から現在まで、花を愛でる気持ちは変わらず受け継がれていることでしょう。

 

この先、更新されていくハーバリウムの歴史にも期待大ですね♪