出来たての美味しさを保ちましょう♪パンの正しい冷凍方法・解凍方法

出来たての食感を保つ保存方法って?


今やほとんどのご家庭に常備されているパン。一度では使い切れずに冷凍するという方も多いのではないでしょうか?
 
せっかくなら最後まで美味しく食べ切ることができるよう、冷凍や解凍のコツを知っておきたいもの。
 
カリカリ、ふわふわ、もっちりなどの食感を保つにはどうしたらいいのでしょうか?
 
今回は、パンの種類別に上手な冷凍・解凍方法をご紹介します。
 

パンは冷凍で保存するに限る!


突然ですが、パンを冷凍したら味が落ちると思っていませんか?
 
実はパンの美味しい保存方法は、常温でも冷蔵庫でもなく冷凍が正解。
 
購入して二日目以降にパンの味が落ちるのは、主成分であるデンプンが冷蔵庫の温度帯で老化してしまうため。
 
しかも、デンプンが最も老化しやすいのは2〜4℃の温度帯なので、冷蔵庫内ではパンがぱさついた食感になってしまうのです。
 

0℃に近い冬の常温も、同様にパンの老化を促してしまいます。
 
三日以上に分けて消費する場合は、放置せず冷凍庫に入れておきましょう。
 

パンの冷凍方法


パンを購入したら、バゲットなどの大きいものはカットし、小分けにして冷凍庫へ。
 
必ず購入時の袋から取り出して、ラップでぴったりと包んで冷凍しましょう。
 
空気に触れると乾燥の原因となってしまいます。
 
ラップで包んだ後ジップロックで密封すると、ラップの隙間から空気が入るのを防ぐことができますよ。
 

パンの解凍方法

パンの美味しい解凍方法は、パンの種類によって少しずつ異なります。
 
食べる頻度の高いパンから、美味しい解凍方法を実践してみましょう♪
 

食パンの場合


食パンの解凍方法は簡単。
 
冷凍のままトースターに入れて焼くだけでOKです。
 
凍ったままのほうが、パンから水分を逃がさずに美味しく焼き上げることができるのだとか。
 
コツは200℃くらいの高めの温度で焼き上げること。
 
耳はカリッと、中はふわふわの食感が復活します。
 
焼き時間の目安としては、6枚切りで4分から4分半ほど。
 

バゲットの場合


バゲットを凍ったまま焼くと、焼きムラができてしまったり、硬くなってしまうことも。
 
まずは常温で解凍します。
 
完全に解凍できるまで待つ必要はなく、スライスなら10分程度置いておけば大丈夫。
 
霜が付着したままだと、気になる匂いがついたり、食感が劣ってしまう恐れも。ふきんなどに包んで置いておくと、バゲットについた霜もすっかり取り除くことができますよ。
 
常温解凍がベストですが、時間がない場合は焼く前に電子レンジで軽く温めると、焼きムラを防ぐことができます。
 
焼く前に蛇口の流水にさっとくぐらせ、表面に水分を補って。
 
バゲットは水分を含ませてから焼くことで、表面のかりっとした部分の食感が復活するのです。
 

厚さによって異なりますが、1cm程度の輪切りで2分程度が目安。
 

ベーグルの場合


ベーグルのもっちりした食感をよみがえらせるためには水分補給が不可欠。
 
冷凍時に横半分に切っておくと、解凍がスムーズです。
 
まずはバゲットと同じようにふきんでくるんで、15分から20分ほど自然解凍。
 
時間がない場合は電子レンジで30秒程度加熱を。
 
焼く前に表面がしっとりする程度に霧吹きで水分を補給してから、160℃ほどの低めの温度で焼き上げましょう。
 

クロワッサンなど厚みのあるパン


厚みのあるパンは、そのまま焼くと表面だけが焼けて中身が凍ったままになりやすいのが難点。
 
必ず自然解凍してから焼きましょう。
 
自然解凍する時間がない場合は、空焼きしたトースターのスイッチを切り、その中に数分間いれておくのも一つの手。
 
焼くときは160℃くらいの低めの温度で。温度が高すぎると焦げやすいので注意してくださいね。
 
さらにクロワッサンのようにバターの多いパンは食べるタイミングも大事。
 
焼き上がってから2分ほど置いておくと、より美味しくいただけますよ。
 

総菜パンの場合


総菜パンの場合、中に入っている具によっては冷凍保存できない場合も。
 
具が焼きそばパンやツナなど、冷凍できる素材の場合は、そのまま冷凍可能です。
 
解凍するときはレンジで数十秒温めてから、160℃くらいの低めの温度で焼いてカリっとさせましょう。
 
トマトやきゅうりなどの生野菜が含まれている場合は冷凍できないので要注意。
 
冷凍せずに食べ切るか、どうしても冷凍する場合は生野菜を取り除いてから冷凍庫に入れましょう。
 

保存期間は?再度冷凍はできる?


パンを冷凍して保存できる期間は2週間程度。
 
時間が経ちすぎると水分が飛んで味が落ちてしまいます。
 
また、パンだけではありませんが再冷凍は禁物。
 
食感や味がびっくりするほど変わってしまう上、細菌繁殖の原因になることも。
 
食べ切れる量だけ購入するように気をつけたいものです。
 

冷凍保存で美味しく食べよう


ついつい常温で放置してしまいがちなパン。
 
ご家庭のホームベーカリーでたくさん手作りした際にも、一度に食べ切れず困ってしまうことがありますよね。
 
冷凍のひと手間は面倒に感じるかもしれませんが、パンの味や食感を維持するには不可欠。
 
冷凍することで2週間程度と長い期間保存ができるというメリットもあります。
 
ぜひ、正しい冷凍解凍方法を知って、出来たての味と食感を長く楽しんでくださいね♪