お菓子作りにも役立つ!知っておきたいバターの種類

料理の決め手にもなるバター


洋食、和食からお菓子作りまで料理に欠かせないバター。
 
ほんの少しの風味の違いでも、料理の味はそれだけで大きく変わります。
 
どのバターを何に使えばいいのか、悩んでしまうことはありませんか。
 
今回は、バターを購入する際に役に立つこと間違いなしの、バターの種類と選び方についてご紹介します。
 

有塩(加塩)バター


有塩(加塩)バターとは、バターを練り上げる工程で食塩を追加したもの。
 
日本やアメリカの食卓用としては最も一般的なバターです。
 
食塩を加えることで、風味がアップし、保存性も高まるという効果が。
 
パンなどにそのまま塗ることができるというメリットがある一方、パンを焼いたりお菓子作りをするには不向きです。
 

有塩(加塩)バターの用途


有塩(加塩)バターは、パンに塗ったり、パンケーキにのせたり、ゆでたジャガイモにのせたりと、塩味を活かしたいときに使います。
 
「醤油バター」や「ガーリックバター」など、炒め物の調味料としても人気。
 

有塩(加塩)バターの人気メーカーと商品名


「加塩」と「有塩」は同じ意味。
 
多くの商品では「メーカー名+バター(加塩)」などと表示されています。
 
商品名はバターとなっていて、裏面の「種類別」の欄に「バター(有塩)」などと表示されていることも。
 
有塩(加塩)バターで人気の商品はこちら。
 
・明治「明治バター(加塩)」
 
・カルピス「カルピスバター(有塩)」
 
・森永「森永バター(加塩)」
 

食塩不使用(無塩)バター


食塩不使用(無塩)バターとは、その名の通り、食塩を添加していないバターのことです。
 
製菓用に向いているバターなので、そのまま食べてもあまり味はありません。
 
有塩バターに比べて保存期間が短いため、できる限り早く使い切りましょう。
 

食塩不使用(無塩)バターの用途


食塩不使用(無塩)バターは、特にお菓子作りやパンを焼く際に使用されます。
 
有塩バター100gに対し、含まれている食塩は約1.5g。
 
クッキーを焼くときに塩をひとつまみ入れることもありますが、ひとつまみは大体0.2g。
 
もしクッキーに有塩バターを使用すると6~7倍も塩辛くなってしまうのです。
 
お菓子作りにはぜひ無塩バターを使用してくださいね。
 

食塩不使用(無塩)バターの人気メーカーと商品名


食塩不使用(無塩)バターで人気の商品はこちら。
 
・よつ葉 「よつ葉バター(食塩不使用)」
 
・明治「明治バター(食塩不使用)」
 
・カルピス「カルピスバター(食塩不使用)」
 
・カルピス 「カルピス特撰バター(食塩不使用)」
 

発酵バター


独特な淡い酸味と、芳醇な香りが特徴の発酵バター。
 
ヨーロッパの食卓ではこちらが主流となっています。
 
日本では無発酵バターが主流のため、発酵バターには「発酵バター」と表示されているのが分かりやすいところ。
 
原料となる乳脂肪分(クリーム)を乳酸菌で発酵させて作ります。
 
無塩タイプと有塩タイプがあり、無塩タイプのほうが一般的です。
 

発酵バターの用途


醗酵バターの使い方は、普通のバターと同じです。
 
有塩タイプの発酵バターは、パンに塗って。
 
無塩タイプならお菓子作りやパン作りに。
 
特にプレーンのマドレーヌやフィナンシェなど、シンプルな味わいのお菓子には最適です。
 
ところが、風味が豊かだから常に醗酵バターを使ったほうが美味しくなるかというと、そういう訳でもありません。
 
抹茶クッキー・ココアクッキーなど、他に加える素材を引き立てるには、通常のバターがより適しているということも。
 
お好みに合わせて使い分けてくださいね。
 

発酵バターの人気メーカーと商品名


発酵バターで人気の商品はこちら。
 
・よつ葉 「よつ葉発酵バター(食塩不使用)」
 
・明治 「明治発酵バター(食塩不使用)」
 
・カルピス 「カルピス発酵バター(食塩不使用)」
 
・森永 「森永発酵バター(食塩無添加)」
 

ホイップバター


ホイップバターは、パンなどに塗りやすくするため、生クリームを加えてホイップし、膨らませたバターです。
 
冷蔵庫で冷やしておいたバターをパンに塗ろうとしたとき、なかなか溶けなくて苦戦したという思いをした方は少なくないはず。
 
伸びが良く口どけのいいホイップバターを使えば、忙しい朝でも余裕をもってトーストの朝食をとることができますよ♪
 

ホイップバターの用途


ホイップバターは、ワッフルやクレープ、スコーンといった甘めの生地のトッピングとして使うのが一般的。
 
サンドイッチやフライドポテトのトッピングとして使用されることもあります。
 

ホイップバターの人気メーカーと商品名


ホイップバターで人気の商品はこちら。
 
・マリンフード「私のふわふわホイップバター」
 
・よつ葉「ホイップバター パンにおいしいよつ葉バター」
 
・よつ葉「パンにおいしいよつ葉 発酵バター」
 

グラスフェッドバター


グラスフェッドバターの「グラス」は「草」、「フェッド」は「feed」の受け身で「食べさせられた」という意味。
 
牧草を餌として与えられた牛から作られるバターのことです。
 
普通の牛はというと、穀物を食べて育っています。
 
牧草のみを食べて育つ牛の肉「グラスフェッドビーフ」が美味しく健康にも良いと話題になり、その牛から取れたバターが「グラスフェッドバター」と呼ばれて出回るようになりました。
 

グラスフェッドバターの用途


グラスフェッドバターは、元となる乳牛の種類によって命名された名前であり、製法や原材料による違いに対する呼び名ではありません。
 
グラスフェッドバターにも「有塩or無塩」「発酵or無発酵」があるので、お好みや用途に応じて使い分けましょう。
 
あまり見かけませんが「グラスフェッドバターのホイップバター」が市場に出回る日もそう遠くないかもしれませんね。
 

グラスフェッドバターの人気メーカーと商品名


グラスフェッドバターは輸入物が多く、商品をパッと見ただけでは内容が分かりづらいかもしれません。
 
食塩添加の有無は裏面などに必ず日本語で表示されているので、そちらをチェックしてから購入するといいでしょう。
 
グラスフェッドバターで人気の商品はこちら。
 
・Grand Fermage 「Biologique」※無塩
 
・なかほら牧場「ピュアグラスフェッドバター」※無塩
 

風味の違いを試してみよう


バターの風味は、牛の種類やメーカーによって様々に異なります。
 
味付けの主役になったり、素材の味を引き立てる名脇役になったり、隠し味になったりと、使い道はたくさん。
 
ぜひ色々な商品を味見して、お気に入りのバターを見つけてくださいね。