丸パンを上手に丸めるコツは?形成の基本とガス抜きのやり方を解説

 

簡単そうで難しい!丸パンの作り方

 

 
おやつとしても食事としても活躍してくれる丸パン。
 
パン作りをする人なら1度は作ったことがあるのではないでしょうか?
 
少ない材料で作ることができるので、初めてパン作りに挑戦するという人にもおすすめです。
 
でもシンプルなレシピだからといって侮ってはいけません!
 
ガス抜きや丸め方など、パン作りのコツを知らないと失敗してしまうことも…。
 
パン生地をきれいな丸に成形するのは意外と難しく、きれいな丸型にしようと丸めすぎてしまうと、上手くふくらまなかったり焼き上がりが固くなってしまったりします。
 
そこで今回はふんわりと美味しい丸パンを作るレシピと、きれいに丸めるコツをご紹介します。

 

こね具合やガス抜きが大事♪基本の丸パンのレシピ

 

 

材料(10個分)

 
・強力粉 250g
 
・塩 4g
 
・砂糖 10g
 
・ドライイースト 3g
 
・水(30~35℃のぬるま湯) 175ml
 

水以外の材料を合わせる

 
ボウルに強力粉・塩・砂糖・ドライイーストの水以外の材料を合わせます。
 
ドライイーストと塩が接触すると、イースト菌が死んでしまうので、ドライイーストと塩は離れた場所に入れるようにします。
 
反対に砂糖はイースト菌との相性が良く、発酵を促進する役目があるので近くに入れるようにしましょう。
 

粉類を混ぜ合わせる

 
泡だて器や菜箸を使って、粉類を混ぜ合わせます。
 
塩とイースト菌が直接触れる時間をできるだけ減らす必要があるので、混ぜ合わせる時は素早く混ぜるようにしましょう。
 

水を加えてこねる

 

 
粉類の入ったボウルに、30~35℃の水を入れて混ぜます。
 
ゴムベラなどである程度混ぜたら、手で粉と水がまとまるようにこねます。
 
生地がまとまってきたら作業台に移します。
 
このときの生地はベトベトしていて、ボウルに生地がくっつきやすくなっているので、カードなどを使ってきれいに取るようにしましょう。
 

作業台でパン生地をこねる

 
生地をこねる作業には、材料を均一に混ぜ、グルテンを強化するという重要な意味があります。
 
生地の材料が均一に混ざっていないと、発酵がしづらかったり、膨らまなかったりすることがあります。
 
またグルテンの強化は、もっちり感がありふっくらしたパンを作るために欠かせません。
 
どちらも美味しいパンの大切な要素ですので、しっかりとこねるようにしましょう。
 
こねる時は作業台に置いたパン生地を、手のひらを使うようにして作業台の奥に向かってこすりつけるようにこねます。
 
パン生地のベタつきがなくなるまで根気強くこねましょう。
 

パン生地を叩きつける

 
パン生地がまとまってきたら、パン生地を持ち上げて作業台に叩きつけます。
 
持ち上げたときにパン生地が切れてしまう場合は、こね足りないので再度こね直すようにしましょう。
 
叩きつけた生地は手前を持ち上げて、包み込むように奥に向かって折りたたみます。
 
この手順を15分程繰り返します。
 

グルテンチェック

 

 
パン生地がまとまってきたらグルテンチェックをします。
 
グルテンチェックとはグルテン膜ができているかを確認する作業です。
 
グルテンはパンが発酵する過程で発生する炭酸ガスをキャッチする役割があります。
 
グルテン膜がしっかりとできているパン生地は、焼き上げたときにふっくらとした仕上がりになります。
 
グルテン膜ができているかどうかは、パン生地を両手の指を使って伸ばすようにしてチェックします。
 
伸ばした場所の後ろから指を当てて、透けて見えるくらいになっていればグルテン膜ができています。
 
パン生地が破れてしまう場合は、こねが足らないので再度こね直します。
 

パン生地を1次発酵させる

 

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@chicchi0409がシェアした投稿 – 2017年 7月月29日午前5時25分PDT

 
グルテン膜が確認できたら、パン生地を発酵させます。
 
両手の手のひらを使って、パン生地を丸く成形します。
 
力は加えず、優しく手を添えるようにして丸くします。
 
丸めたらパン生地をボウルに入れます。
 
ボウルにラップをして、1.5~2倍の大きさに膨らむまで発酵させます。
 
オーブンの発酵機能を使う場合は、35℃で40分程発酵させます。
 

フィンガーテストをする

 
生地が膨らんだら、フィンガーテストをして発酵具合を確認します。
 
人差し指に少量の強力粉を付け、パン生地の真ん中に第1関節まで差し込みます。
 
指を抜いて穴がそのままになればOKです。
 
穴が戻る場合は発酵不足なので、追加で発酵させます。
 

ガス抜きして切り分ける

 
発酵させたパン生地の表面が下にくるようにして、作業台に置いて広げます。
 
ここでガス抜きをします。
 
ガス抜きをすることで、焼いた時の膨らみむらをなくします。
 
ガス抜きは、指先で生地の中心から外側に向かって軽く押すようにします。
 
ガス抜きが済んだら、パン生地を10等分に切り分けます。
 

生地を丸めて休ませる

 
パン生地を丸めたらラップをかけて10分休ませます。
 
生地を休ませることで焼いた時にふんわりと膨らんでくれます。
 

2次発酵させる

 
パン生地の形を軽く整え、2次発酵させます。
 
オーブンの発酵機能の場合、40℃で40分発酵させます。
 

オーブンで焼き上げる

 

 
発酵が終わったら、オーブンを200℃に予熱します。
 
予熱完了までの間、パン生地が乾かないよう、ラップをかけるか霧吹きで水をかけるようにします。
 
予熱が終わったら、200℃で10分焼きます。
 
焼き上がったら冷まして完成です!
 

丸め方のコツ

 

 
見た目がきれいな丸パンを作るためには、なんといっても生地の丸め方が肝心です。
 
丸める工程はとても大切で、上手く丸めることで見た目が美しいだけでなく、ふんわりと柔らかいパンに焼き上げることができます。
 
そこで初めての人でもきれいな丸が作れる丸め方のコツをご紹介します。
 

生地を丸めるのではなく折りたたむ

 
生地を丸くしたい時は、丸めるのではなく折りたたむようにするのがポイントです。
 
分割した生地を中心に向かって折りたたみます。
 

手のひらの上でこするようにする

 
片方の手のひらに生地を乗せたら、もう片方の手の小指と薬指を手のひらにこするようにして丸めます。
 
力を入れすぎず、優しく丸めます。
 

表面にハリがあるのを確認する

 
生地の表面がつるんとしてなめらかになるようになればOKです。
 
パン生地の表面がピンと張った状態であれば、焼き上げたときにきれいな仕上がりになります。
 
生地を触り過ぎると表面がガサガサになってしまうので注意してください。
 
生地のとじ目はしっかりと閉め、とじ目が下になるように並べます。
 

上手に丸めて美味しい丸パンを作ろう♪

 

 
いかがでしたでしょうか?
 
シンプルな丸パンも、一つ一つの工程をしっかりと行うことで仕上がりに大きな差が出ます。
 
特に生地を丸める作業は、丸パンの仕上がりの決め手となる大切な作業。
 
まるく綺麗に整えることで、見た目も美しくふわふわに。
 
そして美味しく焼き上げるコツは、生地の表面をピンと張らせること。
 
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくれば簡単です。
 
生地のこね具合や発酵具合がわかるようになれば、すぐに効率的に作れるようになりますよ。
 
さらにお手軽に丸パンを作ってみたい!という方はこちらもおすすめ。
 
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材料を変えてアレンジすれば、メニューの幅も広がりパン作りがもっと楽しくなるはず。
 
あらゆるパン作りの基本となる丸パンレシピ。この機会にぜひマスターしておきましょう♪