アメリカの定番クリスマス料理とは?過ごし方や日本との違いなど

 

クリスマスの定番料理・日本とアメリカの違い

 

 
クリスマスシーズンの食べ物としてイメージされるものといえば、何があるでしょうか。
 
日本では、まずクリスマスケーキとチキンなどが、パーティーのメインにある場合が多いはず。
 
ところが、そのどちらも、アメリカのクリスマスには見られません。
 

 
アメリカで定番のクリスマス料理といえば、まず、ターキー。
 
七面鳥を焼いた料理が、メインメニューになるのですね。
 
日本のスーパーなどでは、あまり一般的に見られないターキー(七面鳥)のお肉ですが、アメリカでは日常食。
 
といっても、いつも丸焼きにするわけではありません。
 
普段の食卓では、ターキーのスライスなどとして、サンドイッチの具材や他の料理にも広く使われています。
 
クリスマスにメインとして選ばれる肉料理は、アメリカではターキー、日本ではチキンという違いがあるのですね!
 
ただし、アメリカでも、最近ではターキー以外のお肉料理を選ぶ家庭も増えているということ。
 
時代に応じて、伝統にも変化が見られるのかもしれません。
 
厚切りのハムも、クリスマスに選ばれる人気のメニューの一つのようです。
 
さて、サイドメニューとしてテーブルに並ぶ食品に目を向けてみると、アメリカではマッシュポテトやサラダなど。
 
また、Casserole(キャセロールまたはカセロール)と呼ばれる料理も、良く見られる一品です。
 

 
Casseroleは、野菜や肉を煮込んだり、オーブン焼きにした料理のこと。
 
グラタンに似たイメージかもしれません。
 
グラタンなら、日本のクリスマスパーティーに並んでいても違和感のない料理と言えそうですね。
 
そのように、クリスマスパーティーのサイドメニューに関しては、それほど大きな違いはないのかもしれません。
 
それでは、クリスマスディナーの後のデザートになるスウィーツに関して、日本とアメリカの違いを見てみましょう。
 

アメリカのクリスマスでケーキは食べない

 

 
日本のクリスマスではお馴染みのクリスマスケーキ。
 
いろいろな種類がありますが、雪のように白いホイップクリームに、赤い色が鮮やかなイチゴを飾ったものが代表的です。
 
でも、そのような「クリスマスケーキ」の文化は、日本特有のものなのですね。
 
では、アメリカでクリスマスディナーのデザートとして食べられているスウィーツは?というと…
 

 
クリスマスに「クッキー」を準備することは、一般的に行われています。
 
ジンジャーマンクッキーと呼ばれる、人の形をしたクッキーのモチーフが、クリスマスツリーに飾られることも。
 
ジンジャーマンクッキーの「ジンジャー」は、ショウガという意味。
 
もともとは、病気の予防のためにショウガ入りのパンが広められたことが由来だと伝えられています。
 
寒い季節で、風邪などの病気になりやすい時期でもあるクリスマスシーズン。
 
ジンジャーマンクッキーには、クリスマスシーズンの人々の健康を願う思いが込められ、受け継がれてきたのですね。
 
また、カラフルなアイシングなどで飾られた、クリスマス向けのクッキーも、クリスマスシーズンには多く見られます。
 

 
基本的なアイシングは、卵白と粉砂糖があれば、白っぽい色でクッキーをデコレーションすることが可能。
 
色付けをしたい場合には、食用の着色料や、食品のパウダー、ジュースなどを使って色を出します。
 
アイシングを、クリスマスにフィットする色に着色するために、日本で入手しやすい身近な材料として、抹茶の粉も便利。
 
合成の着色料を使わずに、クリスマスカラーの緑っぽい色を出すことができます。
 
トナカイの茶色っぽいカラーには、ココアの粉も使えますよ。
 
また、アメリカで人々が集まるシーンに良くみられるスウィーツとして、マシュマロもあります。
 
マシュマロを火であぶって少し焦げて溶かした状態で食べる方法が人気。
 
アウトドアの季節には、バーベキューやキャンプファイヤーの火で、串に刺したマシュマロに焦げ目を付けます。
 
暖炉があるお家では、冬は暖炉の火でマシュマロをあぶるのも素敵な習慣。
 
加えて、アメリカといえばパイ生地を使った料理やお菓子もポピュラー。
 
ヨーロッパのお菓子のように、きっちりとしたレシピというより、シンプルな手順で簡単にできるパイが人気のようです。
 
以下では、そんなアメリカらしいパイについて見ていきましょう。
 

参考にしたい♪アメリカンなパイ料理

 

 
秋から冬の季節にかけて、アメリカで多く見られるパイといえば、パンプキンパイです。
 
シナモンなどのスパイスを効かせたものが広く売られています。
 
パイといえば定番のアップルパイも、もちろんポピュラーですし、アメリカンチェリーのパイも多く見られます。
 

 
また、ポテトやひき肉などをパイ生地で包んだ料理を「クリスマスパイ」として作っている家庭も。
 
日本の食卓でも、パイ生地を活用したお料理を、もっと楽しんでみたくなりますね♪
 

クリスマスの過ごし方・日本とアメリカの違いは?

 

 
今回は、アメリカで定番のクリスマス料理について見てまいりました。
 
日本で、初めてクリスマスのお祝いが行われたのは、銀座(東京)の女学校で、明治8年頃だと伝えられています。
 
その後明治10年以降あたりから、キリスト教とは特に関係のない人々もクリスマスを祝う文化が広まり始めたということ。
 
日本のクリスマスといえば、クリスマスイブは恋人どうしのためのイベント、といったイメージが大きいかもしれません。
 
一方、アメリカでは、「クリスマス=家族が集まる日」として過ごすことが一般的。
 
日本で考えると、実家を出て親から離れた自分の人生を進むようになった人が、お正月には帰省する感覚に似ていますね。
 
そして、グリーティングカードを贈り合う習慣が盛んなアメリカでは、クリスマスカードも重要なもの。
 

 
アイディアの光る、実に様々なカードを見つけることができます。
 
このクリスマスカードは、もともとイギリスから始まった習わしだといわれます。
 
15世紀頃、最初は木の版画のようなかたちだったということですよ。
 
大切な人の幸せや健康を願うメッセージを伝える手段として、今の時代でもカードは特別なもの。
 
メールやラインなども便利ですが、特別な日には心をこめてカードを書いてみるのも良いのではないでしょうか。
 

 
人々の願いが込められたクリスマスのシンボルといえば、クリスマスツリーも深い意味があります。
 
クリスマスツリーには必ず「常緑樹」が選ばれますが、わざわざ室内に木を飾るのは、木のエネルギーをもらう意味。
 
冬は日が短くなり、寒く暗い時間が長くなります。
 
今の時代のように、電気や暖房が便利ではなかった頃の人々は、冬でも緑色の葉を落とさない木を特別に感じたのですね。
 
クリスマスツリーは、遠い昔から人々を元気づける存在だったようです。
 
さて、アメリカのクリスマスに関し注目すべきポイントとして、多種多様なバックグラウンドを持つ人々がいること。
 
ヨーロッパ出身の人もいれば、アジアやアフリカ、他にも違った文化や宗教をもつ人々も少なくありません。
 
クリスマスを楽しく祝う文化は、もともとはキリスト教から発展したもの。
 
「メリークリスマス」という挨拶のメッセージも、キリストの誕生を祝う意味が含まれると捉えられます。
 
日本のなかでは、それほど意味を深堀りすることなく「楽しいクリスマスを」といった意味で使われますが…
 
「メリークリスマス」という挨拶言葉も、文化や宗教的な背景から好まない人々も、アメリカで生活しています。
 
ですから、「ハッピーホリデー!」(良いクリスマス休暇を!)という挨拶言葉が無難な場合もあるようですよ。
 
日本のクリスマスでも、異文化の人々と交流の機会がある際には、覚えておくと良いポイントかもしれませんね♪